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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.1 説明書

7.5.11 オフラインバックアップCSVファイル

オフラインバックアップ情報を、オフライン環境設定画面で一括登録する場合に使用する、オフラインバックアップCSVファイルについて説明します。

オフラインバックアップCSVファイルに記述する内容は、「7.5.4 バックアップ基本情報」の「データベースファイル種別」によって異なります。

データベースファイル種別がファイルシステムの場合

ファイルシステムの場合」を参照してください。

データベースファイル種別がRAWの場合

RAWの場合」を参照してください。


ファイルシステムの場合

オフラインバックアップCSVファイルは、任意のファイル名で、以下のフォーマットで作成してください。
1行につき、1つのデータベースファイル格納先ボリュームに対するバックアップ情報を記述します。
データベースファイル(データファイル、一時ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログ・ファイル)を格納しているすべてのボリューム数分の行を記述してください。

マウントポイント,バックアップ元ボリューム,ファイルシステム種別,バックアップ先ボリューム
マウントポイント,バックアップ元ボリューム,ファイルシステム種別,バックアップ先ボリューム

注意

  • オフラインバックアップCSVファイルには、空白行を入れないでください。

  • CSVファイルの拡張子は、「.csv」にしてください。

CSVファイルに記述する情報は、以下のとおりです。

項目名

項目値

マウントポイント

ターゲットデータベースのデータベースファイル(データファイル、一時ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログ・ファイル)が格納されている領域のマウントポイントを絶対パスで指定してください。(※1)
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」です。
最大長は256文字です。
“/”からはじまる値を指定してください。
パスの最後に「/」を入れないでください。
パスの中に「//」を含まないでください。

バックアップ元ボリューム

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域の、物理ディスクのボリュームを指定してください。(※2)
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」、「@」です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

ファイルシステム種別

ターゲットデータベースのデータベースファイルが格納されている領域のマウントポイントのファイルシステム種別を、以下の数値で指定してください。

  • 1 : ufs

  • 2 : ufs logging

  • 3 : GFSローカルファイルシステム

  • 4 : GFS共用ファイルシステム

ただし、「7.5.2 データベース情報」の「データベース運用形態」を「シングル」に指定する場合、「3 : GFSローカルファイルシステム」および「4 : GFS共用ファイルシステム」は指定できません。

バックアップ先ボリューム

オフラインバックアップ先の物理ディスクのボリュームを指定してください。(※3)
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」、「@」です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

(※1) SPFILEやパスワードファイルなど、データベースファイル以外のファイルが格納されたボリュームは設定しないでください。
(※2)7.5.4 バックアップ基本情報」の「データベースバックアップ方法」に「ACM(レプリケーション管理)」を指定している場合、“/opt/FJSVswsrp/bin/swsrpvolinfo”コマンドを実行した結果の“Original-Volume”列に表示されるボリューム名を指定してください。
(※3)7.5.4 バックアップ基本情報」の「データベースバックアップ方法」に「ACM(レプリケーション管理)」を指定している場合、“/opt/FJSVswsrp/bin/swsrpvolinfo” コマンドを実行した結果の“Replica-Volume”列に表示されるボリューム名を指定してください。

注意

必ずすべての項目に値を設定してください。

参照

swsrpvolinfoコマンドについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。


RAWの場合

オフラインバックアップCSVファイルは、任意のファイル名で、以下のフォーマットで作成してください。
1行につき、1つのデータベースファイル(データファイル、一時ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログ・ファイル)に対するバックアップ情報を記述します。
すべてのデータベースファイルボリューム数分の行を記述してください。

バックアップ元ボリューム,バックアップ先ボリューム
バックアップ元ボリューム,バックアップ先ボリューム

注意

  • オフラインバックアップCSVファイルには、空白行を入れないでください。

  • CSVファイルの拡張子は、「.csv」にしてください。

CSVファイルに記述する情報は、以下のとおりです。

項目名

項目値

バックアップ元ボリューム

ターゲットデータベースのデータベースファイル(データファイル、一時ファイル、制御ファイル、オンラインREDOログ・ファイル)に対応するブロック型論理デバイスのボリュームを指定してください。(※1)
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」、「@」です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

バックアップ先ボリューム

オフラインバックアップ先の物理ディスクのボリュームを指定してください。(※2)
指定可能な文字は、半角英数字および、「_」、「/」、「-」、「:」、「.」、「@」です。
最大長は256文字です。
“/dev/”からはじまる値を指定してください。

(※1)7.5.4 バックアップ基本情報」の「データベースバックアップ方法」に「ACM(レプリケーション管理)」を指定している場合、“/opt/FJSVswsrp/bin/swsrpvolinfo”コマンドを実行した結果の“Original-Volume”列に表示されるボリューム名を指定してください。
(※2)7.5.4 バックアップ基本情報」の「データベースバックアップ方法」に「ACM(レプリケーション管理)」を指定している場合、“/opt/FJSVswsrp/bin/swsrpvolinfo” コマンドを実行した結果の“Replica-Volume”列に表示されるボリューム名を指定してください。

注意

必ずすべての項目に値を設定してください。

参照

swsrpvolinfoコマンドについては、「ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書」を参照してください。