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ETERNUS SFRecovery Manager for Oracle 14.0 説明書

D.2.2 RMfOディスクの種類

RMfOディスクには以下の種類があり、運用環境設定でのRMfOディスク登録時に自動的に割り振られます。


プライマリディスク(プライマリ)

本製品の運用環境を構築する時に必須となるRMfOディスクです。
以下の資源が格納されます。

オンラインバックアップ・リカバリー運用の場合

  • 環境設定情報

  • バックアップ運用情報

  • リカバリ・カタログ・データベース

オフラインバックアップ・リストア運用の場合

  • 環境設定情報

  • バックアップ運用情報

プライマリディスクの見積もりについては「D.2.4 RMfOディスクの見積もり」を参照してください。


バックアップディスク(バックアップ)

オンラインバックアップ・リカバリー運用時に必要なRMfOディスクです。
以下の資源が格納されます。

  • データファイルRMANバックアップセット(バックアップ方法が「標準(RMAN)」の場合のみ)

  • 制御ファイルRMANバックアップセット

バックアップ領域に必要な容量を見積もり、十分なサイズのボリュームを必要数分用意してください。
バックアップディスクの見積もりについては、「D.2.4 RMfOディスクの見積もり」を参照してください。


アーカイブログバックアップディスク(アーカイブログ)

オンラインバックアップ・リカバリー運用時に必要なRMfOディスクです。
以下の資源が格納されます。

  • アーカイブログRMANバックアップセット

バックアップ領域に必要な容量を見積もり、十分なサイズのボリュームを必要数分用意してください。
アーカイブログバックアップディスクの見積もりについては、「D.2.4 RMfOディスクの見積もり」を参照してください。

ポイント

運用環境設定時、RMfOディスクは登録された順番に、各種類のディスクに自動的に割り当てられます。
RMfOディスクを登録する際は、以下の順に登録してください。

  1. プライマリディスク

  2. バックアップディスク

  3. アーカイブログバックアップディスク

RMfOディスク割り当ての詳細については、「ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 14.x トラブルシューティング」を参照してください。