機能説明
以下のいずれかの処理を行います。
環境設定ファイルのチェック
環境設定ファイル内のパスワード暗号化
環境設定の有効化
環境設定の無効化
実行方法
rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
コマンド形式
installdir/bin/rmfoconfigof confname [ -c | -e | -a | -i ] <Enter> |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
オプション
第1パラメーター
オプション | 説明 |
confname | 指定された環境設定名から、処理対象のデータベースと環境設定情報を認識して、処理を行います。 |
第2パラメーター
オプション | 説明 |
-c | すべての環境設定ファイルの記述内容が正しいことをチェックします。 |
-e | ターゲットデータベースのSYSパスワードを暗号化します。 |
-a | 環境設定を有効化します。 |
-i | 環境設定を無効化します。 |
終了ステータス
コマンド復帰値 | ステータス |
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
実行例
「ora10g_offline」という環境設定名で作成された環境設定ファイルに対して、環境設定情報のチェックを行います。
# /opt/FJSVrmfo/bin/rmfoconfigof ora10g_offline -c<Enter> |
注意
オフライン環境設定コマンドで環境設定ファイルのチェック、環境設定の有効化、パスワード暗号化を実行する前に、必要な環境設定ファイルをすべて作成してください。環境設定ファイルについては、「7.6 オフライン環境設定ファイル」を参照してください。
オフライン環境設定コマンドは、シングルサーバ構成の環境でのみ使用可能です。クラスタ構成の場合は、オフライン環境設定画面を使用してください。画面からの運用環境設定方法については、「第7章 オフライン運用環境設定」を参照してください。
オフライン環境設定コマンドは、オフライン運用で使用するコマンドです。オンライン運用の運用環境設定を行う場合は、オンライン環境設定コマンドを使用してください。オンライン環境設定コマンドについては、「10.1.1 rmfoconfig(オンライン環境設定コマンド)」を参照してください。
コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。
コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。