オフラインバックアップ・リストア運用で使用する環境設定ファイルについて説明します。
注意
クラスタ構成の環境では、環境設定ファイルを直接作成・編集することはできませんので、クラスタ構成の場合の環境設定ファイルに関する説明は省略してあります。
環境設定ファイルは、ターゲットデータベースごとに作成します。
シングルサーバ構成の環境で使用する環境設定ファイルには、以下のファイルがあります。
ポイント
rootユーザーに読み込み権限を設定してください。
各ファイルの作成例は、「付録E 環境設定ファイル作成例」を参照してください。
注意
設定する値に、「*」、「?」、「"」、「<」、「>」、「|」、「\」、「'」および空白を含まないでください。
Recovery Manager for Oracleでは、各環境設定ファイルに設定されたOracleデータベース関連情報の正当性チェックは行いません。設定には十分な注意が必要です。
Recovery Manager for Oracleでは、バックアップ先に指定された領域の有無、領域のサイズおよびアクセス権のチェックを行いません。設定には、十分な注意が必要です。
ターゲットデータベースが複数存在する環境では、ターゲットデータベースごとに、バックアップ先を区別してください。
運用環境を設定する場合、直接ファイルを作成して環境設定を行うのではなく、オフライン環境設定画面を使用して設定することを推奨します。
クラスタ構成の環境では、直接環境設定ファイルを作成して運用環境設定を行うことはできません。オフライン環境設定画面を使用して運用環境設定を行ってください。