クラスタ構成の環境の場合、カスタムリカバリー機能を使用してデータベースを復旧した後は、PRIMECLUSTER Web-Based Admin ViewのGlobal Cluster Servicesで、 Reliant(R) Monitor Softwareの各リソースの状態を確認してください。リソースに異常がある場合は、クラスタリソースの復旧を行ってください。
OracleリソースがWarning状態の場合は、hvoraenableコマンドでリソース監視を再開するか、PRIMECLUSTER Web-Based Admin ViewのGlobal Cluster Services画面で、一旦リソースをOffline状態にした後、Online状態にしてください。
注意
HAクラスタ構成の場合の注意事項
HAクラスタ構成の場合、カスタムリカバリーを行った後に、カスタムリカバリーを実行したノードで、Oracleアプリケーションの保守モードを停止してください。
# /opt/SMAW/bin/hvutil -m off oraapporaapp : Oracleアプリケーション名
注意
カスタムリカバリーが異常終了した場合の注意事項
クラスタ構成の場合、カスタムリカバリー処理時に、PRIMECLUSTERのOracleリソース監視を中断させています。
処理が正常終了すると、リソース監視が再開されますが、処理が異常終了すると、リソース監視が中断されたままの状態になります。
そのため、DBチェックを実行した結果データベースに異常がなく、再度カスタムリカバリーを実行しない場合は、リソース監視を再開してください。
# /opt/FJSVclora/sbin/hvoraenable -a oraapporaapp : Oracleアプリケーション名
参照
クラスタリソースの状態確認方法および復旧方法の詳細については、「PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 導入運用手引書」、「PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書」および「PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書」を参照してください。