RAC構成の環境の場合、カスタムリカバリー機能を使用してデータベースを復旧した後は、crs_statコマンドなどで、データベースリソース、インスタンスリソースおよびクラスタデータベースサービスの状態がONLINEになっていることを確認してください。リソースの状態がOFFLINEになっている場合は、SRVCTLコマンドなどで、ONLINEに変更してください。
例
CRSリソース状態の確認
$ crs_stat ora.ora10g.db NAME=ora.ora10g.db TYPE=application TARGET=ONLINE
STATE=ONLINE on dbsrv1 $ crs_stat ora.ora10g.ora10g1.inst NAME=ora.ora10g.ora10g1.inst TYPE=application TARGET=ONLINE
STATE=ONLINE on dbsrv1 $ crs_stat ora.ora10g.ora10g2.inst NAME=ora.ora10g.ora10g2.inst TYPE=application TARGET=ONLINE
STATE=ONLINE on dbsrv2
参照
crs_statコマンドやSRVCTLコマンドについては、「Oracle Clusterware および Oracle Real Application Clusters 管理およびデプロイメント・ガイド」を参照してください。