バックアップ済みアーカイブログ削除機能について説明します。
バックアップ済みアーカイブログ削除では、以下の処理が行われます。
データベースファイルの正常性チェック
以下のデータベースリソースが正常かどうかをチェックします。
データベースに異常がある場合、バックアップ済みアーカイブログ削除を行わずに異常終了します。
インスタンス起動状態(すべてのインスタンスがOPEN状態である必要があります)
ログ・モード(アーカイブ・モードである必要があります)
制御ファイル
オンラインREDOログ・ファイル
表領域・データファイル
一時表領域・一時ファイル
バックアップ済みアーカイブログの削除
オンラインバックアップやアーカイブログバックアップですでにバックアップされたアーカイブログを、アーカイブログ出力先から削除します。
ポイント
運用環境設定で自動アーカイブログ削除の設定を有効にした場合は、オンラインバックアップやアーカイブログバックアップで不要なアーカイブログも同時に削除されるため、バックアップ済みアーカイブログ削除を行う必要はありません。
自動アーカイブログ削除の設定を無効にした場合は、アーカイブログ出力領域が不足してデータベースが正常に稼動しないことがありますので、バックアップ済みアーカイブログ削除機能を使用して、定期的にアーカイブログを削除してください。
注意
本製品を使用してバックアップ運用を行っているデータベースに関しては、アーカイブログを手動で削除しないでください。アーカイブログを削除する場合は、必ず本製品のバックアップ済みアーカイブログ削除機能を使用して削除する必要があります。