コマンドを使用して、リカバリ・カタログを更新する手順を説明します。
注意
コマンドによるリカバリ・カタログの更新は、シングルサーバ環境でのみ実行可能です。クラスタ構成の場合は、オンライン環境設定画面を使用してください。
リカバリ・カタログ・データベース定義ファイルを変更する場合は、リカバリ・カタログの更新で変更内容を反映することはできません。リカバリ・カタログ・データベースを削除した後でリカバリ・カタログ・データベース定義ファイルを変更し、再度、リカバリ・カタログ・データベースを作成してください。
リカバリ・カタログを更新する前に、オンラインバックアップの初期化を行ってください。オンラインバックアップの初期化については、「4.5.4 オンラインバックアップ初期化」を参照してください。
ポイント
リカバリ・カタログの更新では、リカバリ・カタログの再作成を行います。
リカバリ・カタログの更新が必要になるのは、以下のような場合です。
オンライン運用とオフライン運用を併用している環境で、オフラインリストアを行った場合
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
リカバリ・カタログ更新コマンドを実行します
以下のコマンドを実行してください。
リカバリ・カタログが更新されます。
# installdir/bin/rmfoupdcat confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第10章 コマンドリファレンス」を参照してください。処理終了メッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。