コマンドを使用して、オンラインバックアップ初期化を行う手順を説明します。
ポイント
クラスタ環境の場合は、プライマリノードで実行してください。
オンラインバックアップ初期化を行う前に、「4.3 オンラインバックアップの前に」を参照して、準備作業をすべて完了してください。
注意
ターゲットデータベースがオープン状態でない場合、オンラインバックアップ初期化を行うことができません。データベースをオープンしてから、オンラインバックアップ初期化を行ってください。
オンラインバックアップ初期化を行うと、データベースのオンラインバックアップ情報がすべて初期化されます。バックアップ初期化後は、データベースのリカバリーなどができなくなりますので、必要な場合はすぐにオンラインバックアップを取得してください。
rootユーザーでログインします
データベースサーバにrootユーザーでログインします。
root以外のユーザーでログイン後、suコマンドを実行し、rootユーザーに変更することもできます。
オンラインバックアップ初期化コマンドを実行します
以下のようにオンラインバックアップ初期化コマンドを実行してください。
オンラインバックアップ初期化が実行されます。
# installdir/bin/rmfoinitbackup confname |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
実行結果を確認します
コマンド処理が完了すると、処理終了メッセージが表示されます。
コマンド終了ステータス、および、処理終了メッセージで、コマンドの処理結果を確認してください。コマンド終了ステータスについては、「第10章 コマンドリファレンス」を参照してください。処理終了メッセージについては、「付録B メッセージ」を参照してください。
実行ログを確認して、エラーが発生していないことを確認してください。実行ログについては、「第11章 実行ログ」を参照してください。