Symfoware Server Mirroring Controller コマンドリファレンス
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第2章 Mirroring Controllerコマンド

2.17 rdbbcrlm

■名前

rdbbcrlm -- RLMの作成

■形式

rdbbcrlm -G -p RLP名
         -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
         -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
         -t RERUNログのログ転送方式
         -o dcu
         -m { origin | duplicate }

■機能説明

RLMの作成を行います。
RLMの作成では、自ノードの送信用RLMと受信用RLMを作成します。

■形式

-G
RLMの作成を行う場合に指定します。
-p RLP名
RLMの作成を行うRLP名を指定します。
-WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
自側送信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は、「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
-WR 自側受信用RLMのローデバイスパス名,ブロックデバイス名
自側受信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
-TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
相手側送信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
-TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
相手側受信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名は「ボリューム名@サーバ名」で指定してください。
-t RERUNログの転送方式
等価性コピー方式でRERUNログを転送するための指定として、RECを指定します。
-o dcu
Mirroring ControllerのDCU用RLPの作成を行う場合に指定します。
-m origin
RLP種別として、複写元RLPの作成を行う場合に指定します。
-m duplicate
RLP種別として、複写先RLPの作成を行う場合に指定します。

■使用例

rlp001にRLMを作成します。
RERUNログの転送方式は等価性コピー方式、RLPはMirroring Controller用RLP、RLP種別は複写元RLPとします。
RLMの作成先は、以下とします。
rdbbcrlm -G -p rlp001
         -WS /dev/rdsk/c1t16d10s4,/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm
         -WR /dev/rdsk/c1t16d10s3,/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm
         -TS /dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm
         -TR /dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm
         -t REC
         -o dcu
         -m origin
RLMの作成先は、以下とします。
rdbbcrlm -G -p rlp001
         -WS /dev/raw/raw1,/dev/blockdev1@SRC-SV
         -WR /dev/raw/raw2,/dev/blockdev2@SRC-SV
         -TS /dev/blockdev3@TARG-SV
         -TR /dev/blockdev4@TARG-SV
         -t REC
         -o dcu
         -m origin

■終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了

■注意


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