Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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付録D 利用者業務を設計する際の注意事項

D.2 未サポート資源の対処

DBミラーリングシステムの対象とするデータベースに利用不可能な資源が含まれている場合、データベース資源の関連付けの操作がエラーになります。この場合、利用不可能な資源をDBミラーリングシステムの運用対象に含まないように、以下の対処を実施してください。

正系ノードで利用できる資源については、“サポート対象資源”を参照してください。

■サポート対象の格納構造に変更する方

DBミラーリングシステムの運用対象資源をDBミラーリングシステムがサポートする格納構造に変更する方法を、以下に説明します。

  1. Symfoware Serverのrdbunlコマンドを使用し、データを退避します。

  2. Symfoware Serverのrdbddlexコマンドを使用し、必要に応じて、DSI定義を含むデータベース資源の再定義を行います。このとき、サポートする格納構造(SEQUENTIAL構造など)に変更します。

  3. Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを使用し、退避したデータのロード処理を行います。

Symfoware Serverのrdbunlコマンド、rdbddlexコマンドおよびrdbsloaderコマンドコマンドは、セットアップ時またはサービス通常停止状態で実施します。


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