Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド
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第2章 セットアップ> 2.3 セットアップの実施> 2.3.10 セキュリティ運用環境構築

2.3.10.1 RLP動作環境ファイルのセキュリティパラメタ

RLP動作環境ファイルのセキュリティパラメタについて、以下に説明します。

■EXT_FILE_CLEAR

RERUNログ抽出ファイルの削除時に、RERUNログ抽出ファイルの初期化を行うかどうかを指定します。RERUNログ抽出処理の実行の延長で、RLP動作環境ファイルのパラメタEXT_FILE_PATHで指定したディレクトリに作成するRERUNログ抽出ファイルが対象になります。
本パラメタは、セキュリティ運用時のみ有効となります。
記述形式は、以下のとおりです。

EXT_FILE_CLEAR = YES | NO

YES:RERUNログ抽出ファイルの削除時にRERUNログ抽出ファイルの初期化を行います

NO:RERUNログ抽出ファイルの削除時にRERUNログ抽出ファイルの初期化を行いません

本定義は省略可能です。省略時はYESが指定されたものとみなします。

本パラメタでNOを指定した場合は、作成したRERUNログ抽出ファイルの削除時に初期化を行わないため、ファイルシステムを別の目的で使用するように変更した場合に、ディスクの内容を初期化してください。

セキュリティ運用の詳細については“運用ガイド”の“セキュリティ運用”を参照してください。

■EXT_WORK_CLEAR

RERUNログの抽出で自動的に作成する作業域ファイルの削除時に、作業域ファイルの初期化を行うかどうかを指定します。RERUNログ抽出処理の実行の延長で、RLP動作環境ファイルのEXT_WORK_PATHパラメタで指定したディレクトリに作成する作業域ファイルが対象になります。
本パラメタは、セキュリティ運用時のみ有効となります。
記述形式は、以下のとおりです。

EXT_WORK_CLEAR = YES | NO

YES:作業域ファイルの削除時に作業域ファイルの初期化を行います

NO:作業域ファイルの削除時に作業域ファイルの初期化を行いません

本定義は省略可能です。省略した場合はYESが指定されたものとみなします。

本パラメタでNOを指定した場合は、作成した作業域ファイルの削除時に初期化を行わないため、ファイルシステムを別の目的で使用するように変更した場合に、ディスクの内容を初期化してください。

セキュリティ運用の詳細については“運用ガイド”の“セキュリティ運用”を参照してください。

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