Symfoware Server Mirroring Controller セットアップガイド |
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第2章 セットアップ | > 2.3 セットアップの実施 |
ここでは、Mirroring Controllerのセキュリティ運用での環境構築方法について説明します。
構築の種類 |
考慮する点 |
---|---|
セットアップ |
通常のセットアップと同等。 |
運用環境の変更 |
通常のセットアップと同等。 |
運用の中止 |
パッケージの削除は“インストールガイド”を参照してください。 |
セットアップ時のポイントを以下に説明します。
RERUNログ抽出ファイルの削除処理はRERUNログ反映終了後に非同期で実施しています。ディスクへのI/O負荷を軽減する目的などで、利用者任意の契機で資源の削除を行う場合は、RLP動作環境ファイルのEXT_FILE_CLEARパラメタにNOを指定してください。
なお、資源の削除方法は、サービスが通常停止または緊急停止の状態でrdbclrfコマンドを利用して実施します。作業域ファイルの削除処理はオフラインの延長で実施しています。このため、ノード切替えなどで本処理時間を削減する目的などで、利用者任意の契機で資源の削除を行う場合は、RLP動作環境ファイルのEXT_WORK_CLEARパラメタにNOを指定してください。なお、資源の削除方法は、サービスが通常停止または緊急停止の状態でrdbclrfコマンドを利用して実施します。
セットアップ時の注意事項を以下に説明します。
Mirroring Controllerのセキュリティ運用を行う場合は、Symfoware Serverを標準セキュリティ運用でインストールしてください。
Symfoware Serverが標準セキュリティ運用の場合、同一サーバ上にACMのマネージャはインストールできません。このため、Storage管理サーバ(ACMのマネージャをインストールするサーバ)を別に用意する必要があります。
Symfoware Serverの資源削除の詳細は、“Symfoware Server セキュリティ運用ガイド”を参照してください。
RLP動作環境ファイルのEXT_FILE_CLEARパラメタ、EXT_WORK_CLEARパラメタ、および資源削除方法の詳細については“RLP動作環境ファイルのセキュリティパラメタ”および“運用ガイド”の“OSに返却済の資源の保護”を参照してください。
Symfoware Serverの標準セキュリティ運用については“Symfoware Server インストールガイド(サーバ編)”および“Symfoware Server セキュリティ運用ガイド”を参照してください。
ACMのインストール方法については“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書”を参照してください。
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