Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス |
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第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド |
rdbbcrlm -- RLMの作成
rdbbcrlm -G -p RLP名 -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名 -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名 -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名 -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名 -t RERUNログのログ転送方式 [-g ロググループ名]
RLMの作成を行います。
RLMの作成では、自システムの送信用RLMと受信用RLMを作成します。
-GRLMの作成を行う場合に指定します。
-p RLP名RLMの作成を行うRLP名を指定します。
-WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名自側送信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は、ACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-WR 自側受信用RLMのローデバイスパス名,ブロックデバイス名自側受信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名相手側送信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名相手側受信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-t RERUNログの転送方式リモートコピー方式でRERUNログを転送するための指定として、RECを指定します。
-g ロググループ名RLMの作成を行うRLPに属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。
例rlp001にRLMを作成します。
RERUNログの転送方式はリモートコピー方式、RLMの作成を行うRLPに属するロググループはusrgrp001とします。RLMの作成先は、以下とします。
自側送信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s4、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm
自側受信用:ローデバイス名は/dev/rdsk/c1t16d10s3、ブロックデバイス名は/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm
相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm
相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm
rdbbcrlm -G -p rlp001 -WS /dev/rdsk/c1t16d10s4,/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm -WR /dev/rdsk/c1t16d10s3,/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm -TS /dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm -TR /dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm -t REC -g usrgrp001RLMの作成先は、以下とします。
自側送信用:ローデバイス名は/dev/raw/raw172、ブロックデバイス名は/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdo@PQ07P1
自側受信用:ローデバイス名は/dev/raw/raw173、ブロックデバイス名は/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdo@PQ07P1
相手側送信用:ブロックデバイス名は/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdr@pq5800
相手側受信用:ブロックデバイス名は/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdr@pq5800
rdbbcrlm -G -p rlp001 -WS /dev/raw/raw172,/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdo@PQ07P1 -WR /dev/raw/raw173,/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdo@PQ07P1 -TS /dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdr@pq5800 -TR /dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdr@pq5800 -t REC -g usrgrp001
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
本コマンドは、両システムで実行可能です。
RLMの作成はSymfoware Serverの停止中に実行可能です。
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