Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド

2.13 rdbbcrlm

■名前

rdbbcrlm -- RLMの作成

■形式1(RLMの作成)

rdbbcrlm -G -p RLP名
         -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
         -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
         -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
         -t RERUNログのログ転送方式
        [-g ロググループ名]

■機能説明

RLMの作成を行います。
RLMの作成では、自システムの送信用RLMと受信用RLMを作成します。

■形式1のオプション

-G
RLMの作成を行う場合に指定します。
-p RLP名
RLMの作成を行うRLP名を指定します。
-WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
自側送信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名は、ACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-WR 自側受信用RLMのローデバイスパス名,ブロックデバイス名
自側受信用RLMのローデバイス名とブロックデバイス名をカンマ(,)で区切って指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
相手側送信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
相手側受信用RLMのブロックデバイス名を指定します。
ブロックデバイス名はACMのswsrpsetvolコマンドで指定した形式(ボリューム名@サーバ名)で指定してください。
-t RERUNログの転送方式
リモートコピー方式でRERUNログを転送するための指定として、RECを指定します。
-g ロググループ名
RLMの作成を行うRLPに属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。

■使用例

rlp001にRLMを作成します。
RERUNログの転送方式はリモートコピー方式、RLMの作成を行うRLPに属するロググループはusrgrp001とします。
RLMの作成先は、以下とします。
rdbbcrlm -G -p rlp001
         -WS /dev/rdsk/c1t16d10s4,/dev/dsk/c1t16d10s4@pw200acm
         -WR /dev/rdsk/c1t16d10s3,/dev/dsk/c1t16d10s3@pw200acm
         -TS /dev/dsk/c2t17d10s3@pw400acm
         -TR /dev/dsk/c2t17d10s4@pw400acm
         -t REC
         -g usrgrp001
RLMの作成先は、以下とします。
rdbbcrlm -G -p rlp001
         -WS /dev/raw/raw172,/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdo@PQ07P1
         -WR /dev/raw/raw173,/dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdo@PQ07P1
         -TS /dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm1:sdr@pq5800
         -TR /dev/sfdsk/CL_ADBG/dsk/cap_rlm2:sdr@pq5800
         -t REC
         -g usrgrp001

■終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了

■注意


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2010