Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス |
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第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド |
rdbbcref -- RERUNログの反映、RERUNログ反映の情報表示、ログ破棄
rdbbcref -p RLP名 -a
rdbbcref -V -p RLP名
rdbbcref -p RLP名 -a -f { inh|map [ ,{ inh|map } ] }
rdbbcextコマンドにより作成したRERUNログ抽出ファイルで最も古いものを入力として、複写先システムのデータベースにRERUNログの反映を行います。
RERUNログ抽出ファイル内のすべてのRERUNログを反映完了後、そのRERUNログ抽出ファイルを削除します。
RERUNログ反映の情報表示では、RERUNログの反映状態を表示します。
RERUNログ反映のログ破棄では、閉塞状態のDSI資源、資源識別子が登録されていない資源のRERUNログを破棄します。
-p RLP名処理対象のRLP名を指定します。
-a複写先データベースへRERUNログの反映を行う場合に指定します。
-VRERUNログ反映の状態表示を行う場合に指定します。
-f { inh|map [ , { inh|map } ] }RERUNログ反映処理でログ破棄を行う場合に指定します。inh:閉塞状態の資源を破棄対象にします。
map:資源識別子の未定義の資源を破棄対象にします。同じオプションは同時に指定できません。
$ rdbbcref -V -p rlp001RLPname : rlp001 (1)RLCserial Status LastTimeStamp CompletionInformation 4 (2) complete (3) 2006/08/25 18:07:52 (4) ExecutionInformation - (5) - (6) - (7)
(1) RLP名 (2) 前回にRERUNログを反映したRLCファイルのRLC通番 (3) 前回にRERUNログを反映したRLCファイルの反映状態 complete :RERUNログ抽出ファイル内のすべてのRERUNログを反映済 complete-erase :一部のRERUNログを破棄してRERUNログ抽出ファイル内の すべてのRERUNログを反映済 - :なし (4) RERUNログ反映済RLCファイルのRERUNログの最終取得時刻 反映したRERUNログの中で、複写元システム側で最後に取得したRERUNログの 取得時刻を表示します。 (5) RERUNログを反映処理中のRLCファイルのRLC通番 (6) RERUNログを反映処理中のRLCファイルのRLC反映状態 error :エラー停止 execute :反映処理中 - :なし (7) RERUNログ反映処理中のRLCファイルのRERUNログ最終取得時刻 RERUNログ反映処理中のRLCファイルにリカバリポイントが含まれている場合、 複写先システムで最後にRERUNログを反映したリカバリポイントの 複写元システムでの取得時刻を表示します。 RERUNログにリカバリポイントが含まれない場合は、“-”を表示します。
例1rlp001に属するデータベースにRERUNログの反映のみを実施します。rdbbcref -p rlp001 -a
例2rlp001のRERUNログ反映の状態表示を行います。rdbbcref -V -p rlp001
例3rlp001に属するデータベースにRERUNログを反映し、同時に閉塞状態のDSI資源のログ破棄を実施します。rdbbcref -p rlp001 -a -f inh
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
2:反映対象のRERUNログ抽出ファイルが存在しない
0,2以外:異常終了
本コマンドは、複写先システムのみ実行可能です。
同一のRLP名に対する処理は、複数同時には実行できません。
RERUNログ反映の情報表示結果のLastTimeStampは、Statusが“complete”時に設定されます。“error”時には更新されません。
RERUNログ反映の情報表示では、RERUNログの反映が完了しても複写元システムから反映最終時刻が到着していない場合、LastTimeStampに“none”が表示されます。
表のDSIに対してRERUNログ反映のログ破棄を実施した場合は、当該DSIに対してDSIの全件複写を行ってください。
-f inhオプションでの閉塞状態のDSI資源のログ破棄は、本コマンド実行時に既に閉塞状態のDSI資源が破棄対象になります。よって、反映コマンド実行中に閉塞したDSI資源は対象になりません。
RERUNログの反映を実行中に以下の矛盾を検出したとき、本コマンドは異常終了します。この場合、RERUNログの反映対象の表のDSIに対して、-f inhオプションを使用してRERUNログ反映のログ破棄を実施してください。
UPDATEまたはDELETEでレコード無し
INSERTでレコード有り
レコードの定義の更新履歴の不一致
ユニークインデックスの未フォーマット
インデックスの未定義
ユニークインデックスのDSO未定義
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