2.10 rdbbcpfm

Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス

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第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド

2.10 rdbbcpfm

■名前

rdbbcpfm -- rdbbcrefコマンドの性能情報表示、rdbbcextコマンドの実行状況の表示

■形式1(rdbbcrefコマンドの性能情報の出力)

rdbbcpfm -r -p RLP名 [-a]

■形式2(rdbbcextコマンドの実行状況の出力)

rdbbcpfm -e -p RLP名

■機能説明

rdbbcrefコマンドの性能情報またはrdbbcextコマンドの実行状況を表示します。

■オプション

-r
rdbbcrefコマンドに関する性能情報を表示します。

-a
rdbbcrefコマンドに関する性能情報に以下を追加して表示します。

反映対象外資源の指定により破棄されたRERUNログ数

-e
rdbbcextコマンドに関する実行状況を表示します。

-p RLP名
処理対象のRLP名を指定します。

■表示形式1

$ rdbbcpfm -r -p rlp001

RDBII rdbbcpfm DATE:2006/09/13 TIME:11/51/27

(1)         (2)         (3)          (4)        (5)         (6)
RLPname     RefCmdTime  RefDaemonNum EmptyTime  StdbyTime   MaxStdbyTime 
            (7)         (8)         (9)
            RefFileNum  CapTrnNum   StdbyDsiNum 
(10)        (11)        (12)        (13)        (14)        (15)
IDTcode     RefTime     ReqTrnNum   NoCommitNum RefTrnNum   ChgDsiNum 
            (16)        (17)
            RecNum      RecSize(k)

rlp001          10:892           2       9:893      16:376       7:214 
                     1         140           4  
         1       9:953         186         181           6           4 
                  5610        1114 
         2       9:857         185         182           3           2 
                  5596        1111

(1) RLP名
(2) rdbbcrefコマンド実行時間(単位は秒:ミリ秒)
   (rdbbcrefコマンドが実行されてから完了するまでの時間の累積) 
(3) 反映常駐スレッド数
(4) 反映常駐スレッドビジー時間(単位は秒:ミリ秒)
   (全反映常駐スレッドが稼動中によりRERUNログの反映待ちとなった後、
     空きができるまでの時間の累積)
(5) トータル待機時間(単位は秒:ミリ秒)
   (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の累積)
(6) 最大待機時間(単位は秒:ミリ秒)
   (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の最大値)
(7) RERUNログの反映を行ったRERUNログ抽出ファイル数
(8) 複写元システムのトランザクション数
   (複写元システムのトランザクション数の累積)
(9) RERUNログの反映待ちになったDSI数
   (RERUNログの反映待ちになったDSI数の累積)
(10) 反映常駐スレッドの識別情報
(11) 反映常駐スレッド単位の反映時間(単位は秒:ミリ秒)
(12) 反映常駐スレッド単位の反映依頼されたトランザクション数
(13) 反映常駐スレッド単位の複写先システムにて結合したトランザクション数
(14) 反映常駐スレッド単位の複写先システムのトランザクション数
(15) 反映常駐スレッド単位の処理対象のDSIを切り替えた回数
(16) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ数
(17) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ量(単位はキロバイト)

■表示形式1の-aオプション指定時の表示形式

$ rdbbcpfm -r -a -p rlp001

RDBII rdbbcpfm DATE:2007/03/07 TIME:18/24/49
(1)         (2)         (3)          (4)        (5)         (6)
RLPname     RefCmdTime  RefDaemonNum EmptyTime  StdbyTime   MaxStdbyTime
            (7)         (8)         (9)         (10)
            RefFileNum  CapTrnNum   StdbyDsiNum RefOutRecNum
(11)        (12)        (13)        (14)        (15)        (16)
IDTcode     RefTime     ReqTrnNum   NoCommitNum RefTrnNum   ChgDsiNum
            (17)        (18)
            RecNum      RecSize(k)

rlp001           0:188           2       0:000       0:000       0:000
                     1           5           0           3
         1       0:031           1           0           2           1
                     6           0
         2       0:171           3           0           3           1
                     3           0

(1) RLP名
(2) rdbbcrefコマンド実行時間(単位は秒:ミリ秒)
   (rdbbcrefコマンドが実行されてから完了するまでの時間の累積) 
(3) 反映常駐スレッド数
(4) 反映常駐スレッドビジー時間(単位は秒:ミリ秒)
   (全反映常駐スレッドが稼動中によりRERUNログの反映待ちとなった後、
     空きができるまでの時間の累積)
(5) トータル待機時間(単位は秒:ミリ秒)
   (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の累積)
(6) 最大待機時間(単位は秒:ミリ秒)
   (RERUNログの反映待ちになったDSIの待ち時間の最大値)
(7) RERUNログの反映を行ったRERUNログ抽出ファイル数
(8) 複写元システムのトランザクション数
   (複写元システムのトランザクション数の累積)
(9) RERUNログの反映待ちになったDSI数
   (RERUNログの反映待ちになったDSI数の累積)
(10) 反映対象外として破棄したRERUNログ数
(11) 反映常駐スレッドの識別情報
(12) 反映常駐スレッド単位の反映時間(単位は秒:ミリ秒)
(13) 反映常駐スレッド単位の反映依頼されたトランザクション数
(14) 反映常駐スレッド単位の複写先システムにて結合したトランザクション数
(15) 反映常駐スレッド単位の複写先システムのトランザクション数
(16) 反映常駐スレッド単位の処理対象のDSIを切り替えた回数
(17) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ数
(18) 反映常駐スレッド単位の反映したRERUNログ量(単位はキロバイト)

■表示形式2

$ rdbbcpfm -e -p rlp001

RDBII rdbbcpfm DATE:2006/09/06 TIME:11/52/45 
(1)
ExecTimes 9 
        (2)  (3)
WorkMem(Max/Alloc) 
      10240/  10240
         (4)  (5)   (6)
WorkFile(Max/Alloc/Times)
      4416/  10240/  3

(1) rdbbcextコマンドの実行回数
(2) 過去に使用した最大のメモリの作業域サイズ(単位はキロバイト)
(3) 割り当てられているメモリの作業域サイズ(単位はキロバイト)
(4) 過去に使用した最大の作業域ファイルのサイズ(単位はキロバイト)
(5) 割り当てられている作業域ファイルのサイズ(単位はキロバイト)
(6) 作業域ファイルを使用したrdbbcextコマンドの実行回数

■使用例

例
rlp001の反映性能情報を出力します。
rdbbcpfm -r -p rlp001

■終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0：正常終了
0以外：異常終了

■注意

本コマンドは、複写先システムのみ実行可能です。
rdbbcrefコマンドの性能情報の出力は、順序のRERUNログも対象となります。
rdbbcrefコマンドの性能情報の出力は、対象RLPがログ反映モードのオンラインのときに実行可能です。
rdbbcrefコマンドの性能情報の表示結果は、RLPのオンライン後から累積した数値です。
ただし、最大待機時間（項目名：MaxStdbyTime）は、前回の本コマンド実行時との間での最大値を表示します。
rdbbcrefコマンド処理中にrdbbcrefコマンドの性能情報の表示を実行することは、トータル待機時間と反映常駐スレッド単位の反映時間の誤差が大きいため、推奨できません。

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