Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス |
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第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド |
rdbbcmndb -- BC管理スキーマ、RLP管理オブジェクトの定義体の作成、RLP管理オブジェクトの初期データ作成
rdbbcmndb -E { -L | -DL } -o 出力ファイル名
rdbbcmndb -E -G -p RLP名 { -r ローデバイス名 [ -s 作成サイズ] | -f ファイル名 -s 全体スペース量} -o 出力ファイル名
rdbbcmndb -E -DG -p RLP名 -o 出力ファイル名
rdbbcmndb -I -p RLP名 -o 出力ファイル名
BC管理スキーマとRLP管理オブジェクトを作成または削除するための定義体を作成します。
また、RLP管理オブジェクトの初期データを作成します。
-E各種定義体を出力します。
-IRLP管理オブジェクトの初期データを-oオプションで指定したファイルに出力します。
-LBC管理スキーマの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
-GRLP管理オブジェクトの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
-DLBC管理スキーマを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
-DGRLP管理オブジェクトを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。
-p RLP名処理対象のRLP名を指定します。
-r ローデバイス名RLP管理オブジェクトの作成先ローデバイス名を指定します。
データベーススペースをディスク内のパーティションに作成するために、そのパーティションのローデバイス名を絶対パス名で指定します。
-s 作成サイズRLP管理オブジェクトの作成サイズをメガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。
メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加
ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加
作成サイズに指定できる値は、6メガバイト〜999ギガバイトの範囲です。
本オプションは省略可能です。省略した場合、-rオプションで指定したローデバイスの容量からRLP管理オブジェクトの作成サイズが算出されます。
-f ファイル名RLP管理オブジェクトの作成先のファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、1023バイト以内です。
本オプション指定時には-sオプションによるRLP管理オブジェクトの全体スペース量の指定が必要です。
-s 全体スペース量RLP管理オブジェクトの全体スペース量を、メガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。
メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加
ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加
全体スペース量に指定できる値は、6メガバイト〜999ギガバイトの範囲です。
本オプションは-fオプション指定時のみ指定することができます。
-o 出力ファイル名各種定義体の出力ファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、1023バイト以内です。
例1BC管理スキーマの定義体を/export/symfobc/cmndb1.ddlに作成します。rdbbcmndb -E -L -o /export/symfobc/cmndb1.ddl
例2rlp001に対するRLP管理オブジェクトの定義体を作成します。
RLP管理オブジェクトの作成先は/dev/rdbsk/hd1001、出力ファイル名は/export/symfobc/cmndb-rlp001.ddlとします。rdbbcmndb -E -G -p rlp001 -r /dev/rdbsk/hd1001 -o /export/symfobc/cmndb-rlp001.ddl
RLP管理オブジェクトの作成先は/dev/raw/raw1、出力ファイル名は/export/symfobc/cmndb-rlp001.ddlとします。rdbbcmndb -E -G -p rlp001 -r /dev/raw/raw1 -o /export/symfobc/cmndb-rlp001.ddl
例3rlp001に対するRLP管理オブジェクトを削除する定義体を/export/symfobc/dmndb-rlp001.ddlに作成します。rdbbcmndb -E -DG -p rlp001 -o /export/symfobc/dmndb-rlp001.ddl
例4BC管理スキーマを削除する定義体を/export/symfobc/dmndb.ddlに作成します。rdbbcmndb -E -DL -o /export/symfobc/dmndb.ddl
例5rlp001に対するRLP管理オブジェクトの初期データを/export/symfobc/init.datに作成します。rdbbcmndb -I -p rlp001 -o /export/symfobc/init.dat
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
本コマンドは、両システムで実行可能です。
本コマンドは、Symfoware Serverの起動中に実行可能です。
BC管理DBは両システムに必要です。
Active DB Guardの運用前には、BC管理スキーマおよびRLP管理オブジェクトを作成しなければなりません。
RLP管理オブジェクトが作成され、初期化されていない場合はオンライン状態にはできません。またオンライン後はBC管理スキーマ、RLP管理オブジェクト共に削除はできません。
RLP管理オブジェクトを作成する為にはBC管理スキーマの作成が必須です。
-sオプションに指定する値には、RLP管理オブジェクトの見積り容量以上を指定してください。
-rオプションに指定するローデバイスの容量は、見積り容量以上を用意してください。-rオプションと-sオプションを両方指定した時には、-sオプションの値以上の容量を用意してください。
RLP管理オブジェクトのメモリ常駐を行う場合は、-sオプションで指定した値でメモリ量を見積もってください。-rオプションでローデバイスを指定し、かつ、-sオプションを省略した場合は、ローデバイスの容量でメモリ量を見積もってください。
指定するローデバイスは、すでに作成済みであることが必要です。
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