Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス |
目次
索引
![]() ![]() |
第2章 Symfoware Active DB Guardコマンド |
rdbbcoffline -- RLPのオフライン
rdbbcoffline -p RLP名 [ -m { suspend | switch | term } ]
RLPのオフラインを行います。
RLPのオフラインには以下の3つの種類があります。
休止オフライン(-mパラメタを省略、または-m suspendを指定)
バックアップセンタ運用を休止する場合に使用するオフラインです。
切り替えオフライン(-m switchを指定)
センタの切り替え/切り戻しを行う場合に使用するオフラインです。
終了オフライン(-m termを指定)
バックアップセンタ運用を終了する場合に使用するオフラインです。
終了オフラインにしたRLP環境は、以後の再使用ができなくなります。
-p RLP名オフラインにするRLP名を指定します。
-m suspend休止オフラインにします。
-m switch切り替えオフラインにします。
-m term終了オフラインにします。
例1rlp001を休止オフラインにします。rdbbcoffline -p rlp001
例2RLP動作環境ファイルの変更を行うため、rlp001を休止オフラインにします。rdbbcoffline -p rlp001 -m suspend
例3センタの切り替えを行うため、rlp001を切り替えオフラインにします。rdbbcoffline -p rlp001 -m switch
例4バックアップセンタ運用を終了するため、rlp001を終了オフラインにします。rdbbcoffline -p rlp001 -m term
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
本コマンドは、両システムで実行可能です。
本コマンドは、Symfoware Serverの起動中に実行可能です。データベースを更新した利用者アプリケーションが存在する場合や、RDBコマンドによるデータベースの更新中、データベースの定義操作中は、オフラインを行うことはできません。
RLPのオフラインを行わずにSymfoware Serverを停止すると、オンライン状態のすべてのRLPが休止オフラインになります。
休止オフラインは、RLCの退避やRERUNログ反映処理が完了していない場合でも、実行可能です。
本コマンドを使用して休止オフラインにしたRLPは、rdbbconlineコマンドを使用してオンラインにする必要があります。
切り替えオフラインは、コネクション状態かつ複写元システムはRLCの退避、複写先システムはRERUNログ反映処理が完了している場合のみ実行可能です。RLCの退避またはRERUNログ反映処理が完了していない場合、切り替えオフラインは異常終了します。RLCの退避もしくはRERUNログ反映処理の終了後、再度オフラインを行ってください。また、複写元システムをオフラインにした後に、複写先システムをオフラインにする必要があります。
終了オフラインを実行したRLPを再使用するには、RLP環境の再作成が必要です。
終了オフラインは、termを除いたすべてのRLPの状態で実行可能です。
目次
索引
![]() ![]() |