Symfoware Active DB Guard コマンドリファレンス

2.2 rdbbccon

■名前

rdbbccon -- コネクションの再開

■形式

rdbbccon -p RLP名

■機能説明

RLPのコネクションの再開を行います。
RLPの状態がコネクション状態からディスコネクション状態となり、ディスコネクション原因が通信回線の障害などにある場合、障害復旧後にコネクション状態の再開を試行するときに使用します。

■オプション

-p RLP名

コネクションの再開を行うRLP名を指定します。

■使用例

例

rlp001のコネクションを再開します。

rdbbccon -p rlp001

■終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0：正常終了
0以外：異常終了

■注意

• 本コマンドは、両システムで実行可能です。

• 本コマンドは、指定したRLPがオンラインのときに実行可能です。

• RLPの状態がコネクション状態になるのは、本コマンドが両センタで実行された後です。

• 相手システムのオフラインや、システムダウンによりRLPの状態がディスコネクション状態になった場合、相手システムが再度オンラインになると、自動的にコネクション状態になるため、本コマンドを実行する必要はありません。なお、ディスコネクションとなった原因は、rdbbcrlpコマンドでRLPの運用情報を表示することで確認することができます。

• 等価性コピーの異常によりディスコネクション状態になった場合は、本コマンドで等価性コピーの再開処理を行います。等価性コピーの再開処理により、一時的に通信回線の負荷が上がる場合があります。