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Interstage Service Integrator Studio ISI Studio ヘルプ

9.8 固定長のメッセージを変換する

Formatmanagerを使用し、変換ID指定による変換を行う場合のステップ情報(個別)の指定例は、以下のとおりです。

通常のフォーマット変換

この例では、現在のペイロードを変換パラメタID“outfile3”で定義されている内容に従いフォーマット変換します。

画面例

図9.17 Formatmanagerの画面例(プロパティビュー)

指定例
表9.16 プロパティの項目

項目

説明

指定例

変換パラメタID
(※1)

パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。

  • ダイレクト入力(デフォルト)
    パラメタに渡す値を直接入力します。

  • ヘッダキー
    パラメタに渡す値が格納されたヘッダキーを指定します。

ダイレクト入力

変換パラメタIDを指定します。

outfile3

[参照]ボタン

Formatmanagerクライアントで定義されている変換パラメタIDの一覧から選択できます。

複数フォーマットの入力

複数のペイロードを入力し、フォーマット変換したい時に指定します。

チェックなし

変換する文書

変換するメッセージ(文書)を指定します。以下から選択します。

  • @start
    シーケンス起動時のペイロード

  • @current(デフォルト)
    現在のペイロード

  • ステップ名
    表示されているステップ処理後のペイロード

@current

ファイルベース処理

ファイルベースでシーケンス処理を行うかどうかを指定します。
ファイルベースでシーケンス処理を行う場合は、[ファイルベース処理]チェックボックスをオン(チェックつき)にしてください。

ファイルベースでシーケンス処理を行わない(チェックなし)

[FEDIT/FL-TABLE起動]ボタン

トランスレーションを定義するためのFormatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)を起動します。
FEDIT/FL-TABLEを利用して、入力および出力となるフォーマットを登録し、変換方法を定義します。

※1:変換パラメタIDは、Formatmanagerクライアントの変換パラメタ登録で設定されています。詳細については、“ISI アプリケーション開発ガイド”の“変換定義の開発”を参照してください。


複数フォーマット入力を使用したフォーマット変換

ここでは、[複数フォーマットの入力]を使用してフォーマット変換する場合の例を示しています。

通常のフォーマット変換と重複する項目については説明を省略しています。

画面例

図9.18 複数フォーマット入力を使用した画面例(プロパティビュー)

複数フォーマット入力を使用した指定例
表9.17 プロパティの項目

項目

説明

指定例

変換パラメタID

パラメタに指定する値のタイプを指定します。

ダイレクト入力

変換パラメタIDを指定します。この変換パラメタIDは、最初の処理に複数フォーマットを入力するフォーマット変換が定義されている必要があります。

outfile7

複数フォーマットの入力

複数のペイロードを入力し、フォーマット変換したい時に指定します。

チェックあり

[追加]ボタン

[変換する文書]を追加します。
指定した変換パラメタIDの定義内容と同数になるように追加してください。

[削除]ボタン

[変換する文書]を削除します。

フラットID
(※2)

入力データのフォーマットを定義してあるフラットIDを指定します。
指定した変換パラメタIDで定義した処理の先頭が複数フォーマットを入力するフォーマット変換の場合、指定可能なフラットIDから選択できます。

1行目:MTL01

2行目:MTL02

変換する文書

変換するメッセージ(文書)を指定します。以下から選択します。

  • @start
    シーケンス起動時のペイロード

  • @current(デフォルト)
    現在のペイロード

  • ステップ名
    表示されているステップ処理後のペイロード

1行目:@start

2行目:@current

※2:フラットIDは、Formatmanagerクライアントのフォーマット登録で設定されています。詳細については、“ISI アプリケーション開発ガイド”の“変換定義の開発”を参照してください。