XMLメッセージから情報を取得する場合、“XMLメッセージから情報取得”(以降、XML Emerger)を使用します。ステップ情報(個別)の指定例は、以下のとおりです。
この例では、現在のペイロードの“/booklist/book/price/text()”で示される情報を取り出しています。
画面例
図9.10 XML Emergerの画面例(プロパティビュー)
指定例
項目 | 説明 | 指定例 |
---|---|---|
取得情報格納先ヘッダキー | 取得した情報の格納先ヘッダキーを指定します。 | price |
XPath入力タイプ | パラメタに指定する値のタイプを指定します。以下から選択します。
| ダイレクト入力 |
情報取得対象XPath | 情報取得対象が格納されている位置を指すXPathを指定します。 | /booklist/book/price/text() |
XPathについて
XPathは、絶対パスで指定してください。相対パスは指定できません。
配列のインデックスを指定しない場合、最初に出現した要素が指定されたものとして動作します。
以下は、ISI 9.0以前のXPath指定を行う場合に注意してください。
ワイルドカードは指定できません。
軸指定は“/”と“@”だけ指定できます。
XPathの指定例については、“付録A XPathの指定例”を参照してください。
なお、ISI 9.0以前のXPath指定を行うかどうかの設定については、“ISI 導入ガイド”を参照してください。