定義を新規に作成し、ISIサーバに登録、運用環境に配置する方法について説明します。
概要
図2.1 処理の流れ
定義は、ISIサーバのワークディレクトリに登録します。配置は、ワークディレクトリに登録されている定義を運用ディレクトリにコピーすることを意味しています。
定義を登録しただけで配置を行っていない場合は、運用環境に定義変更の内容が反映されませんので注意してください。詳細については、“ISI アプリケーション開発ガイド”の“定義の作成と登録”を参照してください。
手順
操作手順は、以下のとおりです。
定義を作成します。
ISIプロジェクトを新規に作成します。
ISIプロジェクトは、ISIサーバ単位に作成します。
作成方法については、“3.1 ISIプロジェクトを作成する”を参照してください。
シーケンスを作成します。
作成方法については、“第4章 シーケンスを操作する”を参照してください。
サービスエンドポイントを作成します。
作成方法については、“第5章 サービスエンドポイントを操作する”を参照してください。
必要に応じて、メディエータファンクションを作成します。
作成方法については、“第6章 メディエータファンクションを操作する”を参照してください。
必要に応じて、ルーティングを作成します。
作成方法については、“第7章 ルーティングを操作する”を参照してください。
必要に応じて、キュー間転送を作成します。
作成方法については、“第8章 キュー間転送を操作する”を参照してください。
ISIプロジェクト作成後、手順b~fはどれから作成しても問題ありません。各定義の種類やリンク関係については、“ISI アプリケーション開発ガイド”の“定義の種類”を参照してください。
作成した定義をISIクライアントに保存します。
保存方法については、“3.5 定義を保存する”を参照してください。
作成した定義をISIサーバに登録し、運用環境に配置します。
登録・配置方法については、“3.6 ISIサーバに定義を登録・配置する”を参照してください。
なお、定義を運用環境に配置する前に、シーケンスの動作を確認することができます。
シーケンスの動作確認方法については、“3.7 シーケンスの動作を確認する”を参照してください。
キュー間転送定義を作成している場合は、キュー間転送を使用する全サーバに定義を登録してください。登録方法については、“ISI 導入ガイド”の“ISIサーバ連携構成のセットアップ”を参照してください。