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Interstage Navigator Server9.2.0 概説書

6.2.2 Active Directoryを利用したOS認証

Active Directory認証は、Navigatorサーバと同一のドメイン内にあるActive Directoryを利用した認証サーバを利用して、Navigatorを利用するユーザの認証を行うことができます。

Active Directory認証の特徴

Active Directoryに登録してあるユーザを、アプリケーションを開発せずに、そのままNavigatorサーバの認証に利用できます。

Active Directoryを利用することで、他アプリケーションと認証ユーザを共通化するなど、ユーザ管理を容易に行えます。

Active Directory認証のシステム構成

辞書の運用形態には、エンタープライズ辞書運用と部門辞書運用があります。

部門辞書運用を利用した場合のActive Directory認証のシステム構成を、以下に示します。

注意

  • NavigatorサーバとActive Directoryを導入した認証サーバは、同一ドメインにしてください。

  • Navigatorサーバと認証サーバは、Windows Server 2003以降で運用できます。

  • Navigatorサーバに利用するユーザをOSに登録しないでください。OSに登録してあると、Active DirectoryよりOSを優先して認証します。