エンタープライズ認証は、ユーザプログラムを介し、従業員データベースなど既存のユーザ認証システムの情報を利用して、Navigatorを利用するユーザの認証を行うことができます。
エンタープライズ認証の特徴
エンタープライズ認証は、任意のユーザ認証システムと統合することができるため、サーバの運用管理、ユーザの利便性向上、セキュリティの向上を目的とした、企業内で使用するソフトウェアの認証システムの統一(一元化)を推進することができます。
エンタープライズ認証のシステム構成
辞書の運用形態には、エンタープライズ辞書運用と部門辞書運用があります。
エンタープライズ辞書運用を利用した場合のエンタープライズ認証のシステム構成を、以下に示します。
辞書の運用形態については、“7.2 辞書の運用形態の概要”を参照してください。
(1)ログイン要求
(2)認証要求
(3)認証出口モジュールのクライアント-サーバ間通信
(4)ユーザ情報の取り出し要求
(5)ユーザ情報の取り出し
(6)認証出口モジュールのクライアント-サーバ間通信
(7)認証結果の返却
(8)認証成立後のユーザ辞書情報の取り出しなど
注意
(3)~(6)は、ユーザ認証システムの一例です。