ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.2.0 リファレンス

第1章 コマンドリファレンス

ここでは、ISIで使用するコマンドについて説明します。


コマンドの実行ユーザ

各コマンドは、管理者権限で実行してください。

各コマンドは、管理者権限を所有するユーザ、またはInterstage運用者(Interstage運用グループに所属しているユーザ)で実行してください。

ただし、以下のコマンドは管理者権限を所有するユーザだけが実行可能です。


コマンドの格納先

以下の表は、製品をデフォルトのインストール先にインストールした場合に、ここで説明するコマンドの格納先を示しています。

表1.1 コマンドの格納先

プラットフォーム

コマンド

格納先

apfwで始まるコマンド

<Interstageインストールディレクトリ>\bin

esiで始まるコマンド

<INSDIR>\bin

fdcmnで始まるコマンド

<INSDIR>\FM\F5FCfdcmn\bin

fdtsvで始まるコマンド

<INSDIR>\FM\F5FCFLSV\bin

flxmlで始まるコマンド

<INSDIR>\FM\F5FCXMLV\bin

fmtmgrで始まるコマンド

<INSDIR>\FM\F3JJSfmsv\bin

apfwで始まるコマンド

/opt/FJSVapclg/bin
/opt/FJSVibs/bin

esiで始まるコマンド

/opt/FJSVesi/bin

fdcmnで始まるコマンド

/opt/FJSVfdcmn/bin

fdtsvで始まるコマンド

/opt/FJSVfdtsv/bin

flxmlで始まるコマンド

/opt/FJSVxmlfl/bin

fmtmgrで始まるコマンド

/opt/FJSVfmsv/bin

環境変数の設定

コマンドの実行に必要な環境変数の設定を行う支援ツールとして、以下の環境変数スクリプトを提供しています。

環境変数スクリプトでは以下の環境変数を設定します。

環境変数名

説明

PATH

本製品のコマンドの格納ディレクトリを、PATH環境変数に追加設定します。追加される変数は、既存のPATH環境変数の前に設定されます。

LD_LIBRARY_PATH

本製品のコマンドが動作するのに必要なライブラリの格納ディレクトリを、LD_LIBRARY_PATH環境変数に追加設定します。

追加される変数は、既存のLD_LIBRARY_PATH環境変数の前に設定されます。

CLASSPATH

本製品のコマンドが動作するのに必要なクラスパスをを、CLASSPATH環境変数に追加設定します。

追加される変数は、既存のCLASSPATH環境変数の前に設定されます。

ESI_HOME

以下のパスが設定されます。

/opt/FJSVesi

JAVA_HOME

以下のパスが設定されます。

/opt/FJSVawjbk/jdk5

RDBNAME

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用する場合に使用するデータベースのRDBシステム名を設定します。

デフォルトでは以下の値が設定されます。利用するRDBシステム名に合わせて本環境変数スクリプトを編集してください。

  • RDBESI

すでに作成済みのRDBシステムがRDBNAMEを省略した運用をしている場合は、環境変数RDBNAMEの設定を削除してください。

APFW_NSGW_DBQUEUEUSE

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用する場合に使用する環境変数を設定します。

APFW_NSGW_DBRSC

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用する場合に使用する環境変数を設定します。

APFW_DBDC_VERSION

非同期メッセージング(メッセージ保証あり)構成で運用する場合に使用する環境変数を設定します。

コマンドを使用する前に環境変数スクリプトを使用して環境変数を設定してください。

Bシェルの場合

運用を行う各端末において、ドットコマンドを使用してesienv.shを実行します。

. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh

Cシェルの場合

運用を行う各端末において、sourceコマンドを使用してesienv.cshを実行します。

source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh