ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

B.4.3 マシンリプレイス時のセットアップ

この例では、“B.4.1 セットアップ”で作成した環境で、システムAのマシンリプレイス後にISIServer01とRemoteSystem01間のキュー間転送の環境を再構築します。構成の詳細は、“B.4.1 セットアップ”を参照してください。

なお、セットアップ前、セットアップ後に必要な作業については、“第9章 ISIサーバ連携構成のセットアップ”を参照してください。
ISIServer01で再構築の作業を行います。

再構築する場合、再構築対象のサーバ(例:RemoteSystem01)に対して送信を行っているサーバ(例:ISIServer01)を停止してください。

図B.8 再構築の例

図B.9 ISIServer01とRemoteSystem01間

  1. キュー間転送定義セットの取得

    ISIServer01でesiqctgetdefsetコマンドを実行し、キュー間転送定義セットを取得します。

    esiqctgetdefset

    コマンド実行後、登録されているすべてのホストに対するキュー間転送定義セットが作成されます。

  2. キュー間転送定義セットの配布

    作成されたキュー間転送定義セットの内、取得したRemoteSystem01用のキュー間転送定義セット“RemoteSystem01.zip”をRemoteSystem01に配布します。

  3. セットアップの実行

    RemoteSystem01でesiqctsetコマンドを実行し、ISIServer01とRemoteSystem01間の環境を再構築します。
    ここでは、キュー間転送定義セット名に“RemoteSystem01.zip”を指定します。
    MQDシステム名“MQDESI01”で環境を構築しているので、引数“-m MQDシステム名”は省略します。

    esiqctset -f RemoteSystem01.zip