この例では、“B.4.1 セットアップ”で作成した環境で、システムAのマシンリプレイス後にISIServer01とRemoteSystem01間のキュー間転送の環境を再構築します。構成の詳細は、“B.4.1 セットアップ”を参照してください。
なお、セットアップ前、セットアップ後に必要な作業については、“第9章 ISIサーバ連携構成のセットアップ”を参照してください。
ISIServer01で再構築の作業を行います。
再構築する場合、再構築対象のサーバ(例:RemoteSystem01)に対して送信を行っているサーバ(例:ISIServer01)を停止してください。
図B.8 再構築の例
図B.9 ISIServer01とRemoteSystem01間
キュー間転送定義セットの取得
ISIServer01でesiqctgetdefsetコマンドを実行し、キュー間転送定義セットを取得します。
esiqctgetdefset |
コマンド実行後、登録されているすべてのホストに対するキュー間転送定義セットが作成されます。
キュー間転送定義セットの配布
作成されたキュー間転送定義セットの内、取得したRemoteSystem01用のキュー間転送定義セット“RemoteSystem01.zip”をRemoteSystem01に配布します。
セットアップの実行
RemoteSystem01でesiqctsetコマンドを実行し、ISIServer01とRemoteSystem01間の環境を再構築します。
ここでは、キュー間転送定義セット名に“RemoteSystem01.zip”を指定します。
MQDシステム名“MQDESI01”で環境を構築しているので、引数“-m MQDシステム名”は省略します。
esiqctset -f RemoteSystem01.zip |