この例では、“B.4.1 セットアップ”で作成した環境から、ISIServer01とRemoteSystem01間のキュー間転送の環境をアンセットアップします。構成の詳細は、“B.4.1 セットアップ”を参照してください。
ISIServer01でアンセットアップの作業を行います。
図B.6 アンセットアップの例
図B.7 ISIServer01とRemoteSystem01間
ホスト定義シートの作成
RemoteSystem01を削除するためのホスト定義シートを作成します。
ここでは、ファイル名“hostdef.txt”のホスト定義シートを作成します。なお、各ホストが使用するネーミングサービスは“localhost”なので省略しています。
ホスト定義シート(hostdef.txt)
# ホスト定義シート |
転送定義シートの作成
QCNNCT01、QCNNCT02を削除するための転送定義シートを作成します。
ここでは、ファイル名“routedef.txt”の転送定義シートを作成します。
転送定義シート(routedef.txt)
# 転送定義シート |
キュー間転送定義セットの削除
esiqctdelコマンドを実行して、キュー間転送定義セットを作成します。
ここでは、ホスト定義シート“hostdef.txt”と転送定義シート“routedef.txt”を指定します。
esiqctdel -h hostdef.txt -r routedef.txt |
コマンド実行後、ISIServer01用のキュー間転送定義セット“ISIServer01.zip”とRemoteSystem01用のキュー間転送定義セット“RemoteSystem01.zip”が、コマンドを実行したディレクトリに作成されます。
esiqctdelコマンドは、ISIServer01で実行してください。
キュー間転送定義セットの配布
作成したキュー間転送定義セットを各サーバに配布します。
RemoteSystem01用のキュー間転送定義セット“RemoteSystem01.zip”をRemoteSystem01に配布します。
セットアップの実行
esiqctsetコマンドを実行して、ISIServer01とRemoteSystem01間の環境をアンセットアップします。
ISIServer01で実行
ISIServer01でesiqctsetコマンドを実行します。ここでは、キュー間転送定義セット名に“ISIServer01.zip”を指定します。
MQDシステム名“MQDESI01”で環境を構築しているので、引数“-m MQDシステム名”は省略します。
esiqctset -f ISIServer01.zip |
RemoteSystem01で実行
RemoteSystem01でesiqctsetコマンドを実行します。ここでは、キュー間転送定義セット名に“RemoteSystem01.zip”を指定します。
MQDシステム名“MQDESI01”で環境を構築しているので、引数“-m MQDシステム名”は省略します。
esiqctset -f RemoteSystem01.zip |