データベース環境をアンセットアップする手順を説明します。
RDBシステムの起動
以下のコマンドを実行し、RDBシステム、およびJDBCネーミングサービスを起動します。
rdbstart
JDBCネーミングサービスの起動
WindowsのサービスからSymfoware JDBC Naming Serviceを起動してください。すでに起動している場合は、再起動してください。
データベースの削除
データベース作成時のコマンドに応じて、esiunsetup_dbenv、esiunsetenv_jmsrenv、またはesiunsetenv_jmsrenv_osauthのどれかのコマンドを実行し、データベースを削除します。各コマンドの詳細は“ISI リファレンス”を参照してください。
コマンド実行例(esisetup_dbenvでデータベースを作成している場合)
esiunsetup_dbenv -u esidbuser
esidbuser:DBユーザID
アンセットアップ時に以下のエラーが発生し、JDBCデータソースの削除に失敗する場合があります。JDBCデータソースが削除されているか確認し、削除してください。
symjd10009:ネーミングサービスでエラーが発生しました 詳細:javax.naming.CommunicationException: This DataSource is already used by application.
JDBCデータソースの確認
以下のコマンドを実行し、JDBCデータソースに"esimsgdb"が表示されるか確認してください。
symjddefds -list
JDBCデータソースの削除
"esimsgdb"が表示される場合は、Symfoware JDBCネーミングサービスを再起動し、symjddefdsコマンドを実行してJDBCデータソースを削除してください。JDBCデータソース名は"esimsgdb"を指定してください。
symjddefds -unbind -ds esimsgdb
JDBCネーミングサービスの停止
WindowsのサービスからSymfoware JDBC Naming Serviceを停止してください。
ファイルの削除
以下のファイルが残っている場合、ファイルを削除してください。
<INSDIR>\etc\setup\esijmsrsetup.conf
データベース作成時のコマンドの引数「-1 データベーススペース格納ディレクトリ1」、「-2 データベーススペース格納ディレクトリ2」、「-3 データベーススペース格納ディレクトリ3」、「-4 データベーススペース格納ディレクトリ4」で指定したディレクトリ配下のファイル
RDBシステムの削除
RDBシステムを削除します。RDBシステムの削除方法は、“RDBシステムパラメタの設定とログ・ディクショナリの作成”のRDBシステム環境削除例を参照してください。