ISIサーバをアンセットアップする手順を説明します。
アンセットアップ前に以下の停止を実施してください。
停止方法については、“ISI 運用ガイド”を参照してください。
ファイル監視の停止
MQD受信の停止
CORBA受信サーバの停止
SOAPサーバの停止
ISIサーバの停止
MQD送信の停止
Formatmanagerサーバの停止
MQDの停止
SOAP環境の削除
SOAP環境を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。
esiunsetenv_soap
CORBA環境の削除
CORBA環境を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。
esiunsetenv_corba
MQD利用時の設定の削除
MQD受信を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。
esiunsetenv_mqdrcv
MQD送信を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。
esiunsetenv_mqdsnd
キュー間転送の設定の削除
キュー間転送機能を設定している場合、mqdstpsvc、esiqctdefclearおよび、mqdnsgwrlsserverコマンドを実行してください。
キュー間転送の停止
コマンド実行例(MQDサービスを起動している場合だけ実行)
mqdstpsvc -s MQDESI01 nsgw
MQDESI01:MQDシステム名
キュー間転送定義の削除
コマンド実行例
esiqctdefclear MQDESI01
MQDESI01:MQDシステム名
CORBAサービスからキュー間転送機能の削除
コマンド実行例
mqdnsgwrlsserver ISISRV01
ISISRV01:ホストID
ホストIDはesiqctdispdefコマンドで確認できます。
退避用JMSキューの削除
メッセージ送信API実行時の退避用JMSキューを作成している場合、esiquedelコマンドを実行してください。
コマンド実行例
esiquedel -c ESIClientSaveQueue
ESIClientSaveQueue:キュー名
ISIサーバの削除
ISIサーバを追加している場合、追加サーバごとにesiunsetup_srvコマンドを実行してください。互換モードでセットアップしている場合、esiunsetup_srvコマンドはesisrvdelコマンドに読み替えてください。
コマンド実行例
esiunsetup_srv -i svr1
svr1:識別子
ISI運用環境の削除
ISI運用環境をセットアップしている場合、以下のコマンドを実行してください。互換モードでセットアップしている場合、esiunsetupコマンドはesiunsetenvコマンドに読み替えてください。
esiunsetup
アンセットアップ時に以下のエラーが発生し、MQDシステムの環境の削除に失敗する場合があります。
mqdunsetup:エラー:MQD4103:MQDシステムは停止状態ではありません: SYSTEM=MQDシステム名
MQDシステムの削除に失敗した場合は、以下のコマンドを再度実行してください。
mqdunsetup -s MQDシステム名 [-c]
“MQDシステム名”はセットアップ時に設定した名前です。デフォルトはMQDESI01です。
データベースサーバ接続情報の設定の取り消し
アプリケーションサーバとデータベースサーバを分離して運用している場合、データベースサーバ接続情報の設定を取り消します。以下のコマンドを実行してください。
esiunsetdbinfo