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Interstage Service Integrator V9.2.0 導入ガイド

13.2 ISIサーバのアンセットアップ

ISIサーバをアンセットアップする手順を説明します。

アンセットアップ前に以下の停止を実施してください。

停止方法については、“ISI 運用ガイド”を参照してください。

  1. SOAP環境の削除

    SOAP環境を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。

    esiunsetenv_soap
  2. CORBA環境の削除

    CORBA環境を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。

    esiunsetenv_corba
  3. MQD利用時の設定の削除

    MQD受信を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。

    esiunsetenv_mqdrcv

    MQD送信を設定している場合、以下のコマンドを実行してください。

    esiunsetenv_mqdsnd
  4. キュー間転送の設定の削除

    キュー間転送機能を設定している場合、mqdstpsvc、esiqctdefclearおよび、mqdnsgwrlsserverコマンドを実行してください。

    1. キュー間転送の停止

      コマンド実行例(MQDサービスを起動している場合だけ実行)

      mqdstpsvc -s MQDESI01 nsgw
      • MQDESI01:MQDシステム名

    2. キュー間転送定義の削除

      コマンド実行例

      esiqctdefclear MQDESI01
      • MQDESI01:MQDシステム名

    3. CORBAサービスからキュー間転送機能の削除

      コマンド実行例

      mqdnsgwrlsserver ISISRV01
      • ISISRV01:ホストID
        ホストIDはesiqctdispdefコマンドで確認できます。

  5. 退避用JMSキューの削除

    メッセージ送信API実行時の退避用JMSキューを作成している場合、esiquedelコマンドを実行してください。

    コマンド実行例

    esiquedel -c ESIClientSaveQueue
    • ESIClientSaveQueue:キュー名

  6. ISIサーバの削除

    ISIサーバを追加している場合、追加サーバごとにesiunsetup_srvコマンドを実行してください。互換モードでセットアップしている場合、esiunsetup_srvコマンドはesisrvdelコマンドに読み替えてください。

    コマンド実行例

    esiunsetup_srv -i svr1
    • svr1:識別子

  7. ISI運用環境の削除

    ISI運用環境をセットアップしている場合、以下のコマンドを実行してください。互換モードでセットアップしている場合、esiunsetupコマンドはesiunsetenvコマンドに読み替えてください。

    esiunsetup

    アンセットアップ時に以下のエラーが発生し、MQDシステムの環境の削除に失敗する場合があります。

    mqdunsetup:エラー:MQD4103:MQDシステムは停止状態ではありません: SYSTEM=MQDシステム名

    MQDシステムの削除に失敗した場合は、以下のコマンドを再度実行してください。

    mqdunsetup -s MQDシステム名 [-c]

    “MQDシステム名”はセットアップ時に設定した名前です。デフォルトはMQDESI01です。

  8. データベースサーバ接続情報の設定の取り消し

    アプリケーションサーバとデータベースサーバを分離して運用している場合、データベースサーバ接続情報の設定を取り消します。以下のコマンドを実行してください。

    esiunsetdbinfo