プライベートIPアドレスの変更
Expert/ClientからLive Help Connectへの経路上のFirewallでプライベートIPアドレスで制限を掛けている場合は、新しいアドレスに変更します。
また、ConnectディスパッチャーとConnectサーバが異なる中継サーバに導入されている場合だけ、以下の手順でConnectサーバ・コンピュータの設定を変更してください。
Connectサーバ・コンピュータ上で、Live Help Connectのインストール先フォルダ(注)にある、「consetup.exe」を起動してください。
注) 通常は\Program Files\Fujitsu\Live Help Connectになります。
「Live Help Connect Dispatcher」の「変更後のIPアドレス」の欄に、新しいプライベートIPアドレスを入力してください。
変更設定を入力したら、「適用」を押してください。「Live Help Connect Service」サービスが再起動されます。(注)
注) 「Live Help Connect Service」サービスが再起動される際に、その時点でConnectサーバに接続しているExpertおよびClientは強制的に切断されてしまいます。ExpertおよびClientが接続していないことを確認の上、本作業を実施するようにしてください。
グローバルIPアドレスの変更
Expert/ClientからLive Help Connectへの経路上のFirewallでグローバルIPアドレスで制限を掛けている場合は、新しいアドレスに変更します。
グローバルIPアドレスを変更した場合、下記の手順にてExpert/Clientで使用するCCLファイルを作成・配布する必要があります。
Connect管理コンピュータ上で、スタートメニューから[Live Help]-[Connect管理]を選んで、Connect管理を起動してください。
メニューから[ディスパッチャー]-[接続]を選んでください。
[Connectディスパッチャー情報]ダイアログが表示されたら、ConnectディスパッチャーのIPアドレスかもしくはホスト名(注)を指定して、[OK]を押してください。
注) Connectディスパッチャーと同じサーバ上でConnect管理を起動している場合は、ホスト名として「localhost」と指定しても接続できます。
メニューから[表示]-[センター]を選んで、サポートセンター編集モードに変更してください。
メニューから[ツール]-[CCLファイル作成]を選んで、[CCLファイル作成]ダイアログを起動してください。
[CCLファイル作成]ダイアログが表示されたら、サポートセンター名をドロップダウン・リストから一つ選択して、ConnectディスパッチャーのIPアドレスもしくはホスト名として、グローバルIPアドレスかフルドメインのホスト名(注)を指定してください。
注) ExpertおよびClientからConnectディスパッチャーに接続するための、IPアドレスおよびホスト名です。
SOCKSプロキシ経由で接続する場合は、「SocksサーバのIPアドレスもしくはホスト名」にチェックを入れて、SOCKSサーバのIPアドレスもしくはホスト名を指定してください。(注)
注) SOCKSプロキシ経由の有無で経路が分かれる場合は、(5)~(8)を繰り返し経路分のCCLファイルを作成してください。
設定後[OK]を押すと、ファイルの保存ダイアログとなりますので、任意のフォルダ・ファイル名を指定して保存してください。デフォルトのファイル名は「SUPTCP.CCL」です。CCLファイルを複数作成する場合は上書きしないようご注意ください。
作成したCCLファイルを、ExpertおよびClientコンピュータの“CCLフォルダ”のフォルダにコピーします。もし、あるExpertが複数のセンターに属する場合は、属するセンターのCCLファイルをすべてコピーしてください。(注)
注) 複数のCCLファイルをコピーする場合は、ファイル名が重複しないように変更してください。
コンポーネント | CCLフォルダ名(注) |
---|---|
Expert | %Expert%\EXPCCL |
Client | %Client%\CLICCL |
注)%Expert%はExpertのインストール先フォルダ(デフォルトは\Program Files\Fujitsu\Live Help\Expert)、%Client%はClientのインストール先フォルダ(デフォルトは\Program Files\Fujitsu\Live Help\Client)