Connectサーバは、1台で最大同時に8セッション(注1)(注2)を処理できます。また、8セッション以上の接続を同時処理する必要がある場合、Connectサーバを増設することで、1台あたり、処理数を8セッション増やすことが可能です。ただし、Connectサーバを増設する場合は、増設台数分の追加ライセンスが必要です。(注3)
Connectディスパッチャーは、1台で最大同時に64接続(注4)まで処理できます。また、1台のConnectディスパッチャーで管理できる、Connectサーバの上限は4台です。
注1)セッション数は、セッションに参加しているExpertとMonitorの総数です。(例:ExpertとClientの1:1のセッションが同時に2セッションある場合、セッション数は2です。また、2台のExpertが1台のClientに同時に接続している場合も、セッション数は同様に2です。)
注2)プログラム上は、上限値を越えて接続することが可能ですが、その場合のパフォーマンスおよび動作の保証はできません。ご注意ください。
注3)Live Help Connectのライセンスは、Connectサーバ数で計算されます。Live Help Connect製品をライセンス数分購入してください。(現在、ライセンスのみの販売はありません)
注4)接続数=セッション開催数+セッション参加数(セッション数)です。(例:5台のClientがセッションを開いており、その1台とExpertが1:1のセッションを接続している場合、接続数は6になります。)
セッション数および接続数の関係を“Live Help Connectの最少構成”に示します。中継サーバ台数とグローバルIPアドレス数は、ConnectサーバとConnectディスパッチャーを導入するサーバ数の総和になります。ConnectサーバとConnectディスパッチャーは1台のサーバ機器に同時インストールが可能なため、最少数はConnectサーバ数と同じになります。以下の表を参考に、導入するConnectサーバ数を決定してください。
Connectサーバ数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
ライセンス数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
最大セッション数 | 8 | 16 | 24 | 32 |
最大接続数 | 64 | 64 | 64 | 64 |
最少中継サーバ台数 (最大は+1) | 1 | 2 | 3 | 4 |
最少グローバルIPアドレス数 (最大は+1) | 1 | 2 | 3 | 4 |