ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド

3.2.1 Connectサーバ数の決定

Connectサーバは、1台で最大同時に8セッション(注1)(注2)を処理できます。また、8セッション以上の接続を同時処理する必要がある場合、Connectサーバを増設することで、1台あたり、処理数を8セッション増やすことが可能です。ただし、Connectサーバを増設する場合は、増設台数分の追加ライセンスが必要です。(注3)

Connectディスパッチャーは、1台で最大同時に64接続(注4)まで処理できます。また、1台のConnectディスパッチャーで管理できる、Connectサーバの上限は4台です。

注1)セッション数は、セッションに参加しているExpertとMonitorの総数です。(例:ExpertとClientの1:1のセッションが同時に2セッションある場合、セッション数は2です。また、2台のExpertが1台のClientに同時に接続している場合も、セッション数は同様に2です。)

注2)プログラム上は、上限値を越えて接続することが可能ですが、その場合のパフォーマンスおよび動作の保証はできません。ご注意ください。

注3)Live Help Connectのライセンスは、Connectサーバ数で計算されます。Live Help Connect製品をライセンス数分購入してください。(現在、ライセンスのみの販売はありません)

注4)接続数=セッション開催数+セッション参加数(セッション数)です。(例:5台のClientがセッションを開いており、その1台とExpertが1:1のセッションを接続している場合、接続数は6になります。)

図3.1 Connectサーバの増設でセッション上限数を増やすことが可能

セッション数および接続数の関係を“Live Help Connectの最少構成”に示します。中継サーバ台数とグローバルIPアドレス数は、ConnectサーバとConnectディスパッチャーを導入するサーバ数の総和になります。ConnectサーバとConnectディスパッチャーは1台のサーバ機器に同時インストールが可能なため、最少数はConnectサーバ数と同じになります。以下の表を参考に、導入するConnectサーバ数を決定してください。

図3.2 Live Help Connectの最少構成

表3.2 Connectサーバ数と処理数の関係

Connectサーバ数

1

2

3

4

ライセンス数

1

2

3

4

最大セッション数

8

16

24

32

最大接続数

64

64

64

64

最少中継サーバ台数 (最大は+1)

1

2

3

4

最少グローバルIPアドレス数 (最大は+1)

1

2

3

4

図3.3 セッション数と接続数の例