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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド

2.4.3 Live Help Connect経由で接続できる条件(SOCKSプロキシサーバ経由)

中継サーバへのアクセス

Live Help Connectを導入する中継サーバが、経由されるすべてのSOCKSプロキシサーバ、ExpertおよびClientから、同一のIPアドレス(インターネット経由ならばグローバルIPアドレス)でアクセス可能であること。

注意

ExpertとClientの一部だけがSOCKSプロキシ経由となる可能性もあります。その場合SOCKSプロキシ経由のものは、SOCKSプロキシからアクセスするIPアドレスと、他のExpertおよびClientからアクセスするIPアドレスが同じである必要があります。特にDMZ内にプロキシサーバが導入されている場合は、注意が必要です。

SOCKSプロキシサーバおよびExpertとClientから、それぞれ異なるIPアドレスで見えるようなサーバには、Live Help Connectは導入できません。

図2.20 Expert、ClientおよびSOCKSサーバから同じグローバルIPアドレスを指定して接続

Firewallの環境

ExpertおよびClientコンピュータから、Live Help Connectの方向へTCPポート1513/1514/1657の通信が通ること。またSOCKSプロキシ経由の場合は、ExpertおよびClientコンピュータから、SOCKSプロキシサーバの方向へSOCKSプロキシのTCPポート1080の通信が通り、かつSOCKSプロキシサーバから、Live Help Connectの方向へTCPポート1513/1514/1657の通信が通ること。(“SOCKSサーバまでTCP1080、SOCKSサーバからTCP1513/1514/1657で接続”)

図2.21 SOCKSサーバまでTCP1080、SOCKSサーバからTCP1513/1514/1657で接続

DMZの導入

インターネット経由で接続する場合、Live Help Connectを導入する中継サーバは、DMZ環境に設置すること。