資源配付サービスの停止
クラスタサービスを停止すると、各ノードからクラスタ設定時に指定した共有資源用パーティションがアンマウントされます。
以下にクラスタサービスの停止手順を示します。
PRIMECLUSTERを使用する場合
資源配付をクラスタサービスとして運用している場合、PRIMECLUSTERのCluster Admin GUIで、Systemwalker Centric Managerのサービスを停止します。
Cluster Admin GUIを起動します。
資源配付のサービスを選択し、[offline]メニューを選択します。
資源配付のサービスが停止したことを確認します。
注意
Systemwalker Centric Managerの場合の注意事項
資源配付機能を停止しないで業務サーバを停止した場合、以下のメッセージが通知されます。
UX:mpipcmgr[11574]: WARNING: When stopping, Systemwalker Centric Manager could not remove some IPC resources. |
この場合、資源配付機能のIPC資源(drmsdemon)は獲得済みですが、資源配付機能以外で、IPC資源の未回収が発生していないことを以下のコマンドを実行して確認してください。
/opt/systemwalker/bin/mpipcsc |
mpipcsc(IPC資源状態表示コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
IPC資源の未回収が発生している場合は、“Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティング 監視編”を参照し、対処してください。
Sun Clusterを使用する場合
以下のコマンドを実行し、クラスタサービスを停止します。
資源配付機能をクラスタサービス上で運用している場合は、資源配付も停止してください。
scswitch -F -g 資源配付で使用するリソースグループ名 |
コマンドの詳細は、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。
MC/ServiceGuardを使用する場合
クラスタサービスを停止します。以下のMC/ServiceGuardのコマンドを実行してください。コマンドの詳細は、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。
cmhaltpkg パッケージ名 |
HACMPを使用する場合
下記のコマンドを実行し、SMITセッションを開きます。
smitty hacmp |
以下のとおりメニューを選択してください。
[システム管理 (C-SPOC)]-[HACMP リソース・グループおよびアプリケーション管理]-[リソース・グループをオフラインにする]を選択します。
[リソース・グループの選択]画面が表示されますので、資源配付のアプリケーション・サーバーが登録されているリソース・グループを選択します。
[オンライン・ノードの選択]画面が表示されますので、資源配付サービスを停止するノードを選択します。
デーモンの停止
資源配付サービスを停止しないで、以下の手順を実行した場合は、Systemwalker Centric Managerのデーモンだけ停止します。Systemwalker Centric Managerのサービス(利用者が設定した任意の名前)は停止しません。
プライマリノードとセカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |