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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

クラスタサービス、およびクラスタシステム上の業務サーバを起動する方法について説明します。

デーモンの起動

クラスタシステム上の業務サーバを起動する手順を以下に示します。

  1. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    プライマリノードとセカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

  2. Systemwalker Centric Managerのサービス(利用者が設定した任意の名前)を起動します。

資源配付サービスの起動

資源配付をクラスタサービスとして運用している場合、各クラスタで資源配付サービスを起動します。以下に、資源配付サービスの起動方法について説明します。

PRIMECLUSTERを使用する場合

PRIMECLUSTERのCluster Admin GUIで、資源配付のサービスを起動します。

  1. Cluster Admin GUIを起動します。

  2. PRIMECLUSTERセットアップ用コンソールが起動していない場合は、PRIMECLUSTERセットアップ用コンソールを起動します。

  3. 資源配付のサービスを選択し、[online]を選択します。

  4. 資源配付のサービスが起動されたことを確認します。

Sun Clusterを使用する場合

プライマリノードで、以下のコマンドを実行し、クラスタ上のサービスを起動します。

scswitch -Z -g 資源配付で使用するリソースグループ名

コマンドの詳細は、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。

ポイント

起動処理後には scstatコマンドにより、Systemwalker Centric Managerデータサービスが起動されたことを確認できます。

MC/ServiceGuardを使用する場合

業務アプリケーションで使用する資源配付サービスを起動します。以下のMC/ServiceGuardのコマンドを実行してください。コマンドの詳細は、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。

cmrunpkg -n ノード名 パッケージ名

または

cmmodpkg -e パッケージ名

HACMPを使用する場合

下記のコマンドを実行し、SMITセッションを開きます。

smitty hacmp

以下のとおりメニューを選択してください。

[システム管理 (C-SPOC)]-[HACMP リソース・グループおよびアプリケーション管理]-[リソース・グループをオンラインにする]を選択します。

注意事項

資源配付機能を使用する場合、PRIMECLUSTERのポート番号(9398、9399)と競合します。以下のファイルの“drmshss 9398/tcp”と“drmshsc 9399/tcp”を使用していないポート番号に変更してください。

/etc/services

使用しているポート番号の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。