共有ディスクには、プライマリノードとセカンダリノードで共有するSystemwalker Centric Managerのファイルを格納します。
共有ディスクのパーティション構成は、シングル環境でのデータベース用パーティション、およびCentric Managerの資源を共有するパーティション(以降、共有資源用パーティションとします)となります。
共有ディスクに以下のパーティションを作成してください。
作成方法の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”および各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。必要なパーティションの数およびボリュームについては、“Systemwalker Centric Manager 解説書”および“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
共有資源用パーティション
フレームワークデータベース用パーティション
RDB管理情報パーティション
RDBディクショナリ用パーティション
RDBログファイル用パーティション
データベーススペース用パーティション
各種データベースのパーティション
インベントリ管理データベースを使用する場合は、各種データベースのパーティションを作成します。
共有ディスクのボリュームサイズについては、以下の方法で算出してください。
インストール種別/ライセンス | 運用管理サーバ | 部門管理サーバ | 業務サーバ | ||
---|---|---|---|---|---|
マネージャ | エージェント | エージェント | イベント監視エージェント | 資源配付エージェント | |
必要なディスク容量 | 180MB | 9MB | ※4 | ― | ※4 |
(追加機能をすべて選択時)
xxxx) “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”を参照してください。
※1) “利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(運用管理サーバ)”を参照してください。
※2) “利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(運用管理サーバGlobal Enterprise Edition)”を参照してください。
※3) “利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(部門管理サーバ)”を参照してください。
※4) “利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(業務サーバ)”を参照してください。
注) 以下のデータベース容量の合計です。
フレームワークデータベース用パーティション
インベントリ管理データベース用パーティション
利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(運用管理サーバ)
運用管理サーバをクラスタ運用した際に必要となる領域の見積もり方法について、利用する機能別に説明します。
資源配付に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“資源配付に必要な資源”の内容を元に算出してください。
イベント監視に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“イベント監視に必要な資源”の内容を元に算出してください。
ネットワーク監視に必要な資源
以下の式を元に算出してください。
拡張MIBファイル
拡張MIBファイル数 × 1.0MB
構成情報(ノード)
4KB × 部門配下の全ノードの全インタフェース数
「全インタフェース数」は、Systemwalker Centric Managerが認識しているインタフェース、すなわち[ノードプロパティ]の[インタフェース]タブにあるインタフェースの数です。
構成情報(セグメント)
10KB × 部門配下のセグメント数
MIB監視ログ ファイル
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“ネットワーク管理に必要な資源”の内容を元に算出してください。
性能監視に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“性能監視に必要な資源”の内容を元に算出してください。
アプリケーション管理に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“アプリケーション管理に必要な資源”にある以下の項目を元に算出してください。
運用管理サーバ内のアプリケーションのしきい値監視(CPU使用率、仮想メモリ)をする場合。
しきい値ポリシー情報管理ファイル
自動検出ポリシー情報管理ファイル
検出アプリケーション情報履歴ファイル
運用管理サーバ内アプリケーションの稼働監視をする場合。
稼働ポリシー情報管理ファイル
自動検出ポリシー情報管理ファイル
動作設定ポリシー情報管理ファイル
検出アプリケーション情報履歴ファイル
監視アプリケーション情報管理ファイル
運用管理サーバ内クラスタサービスの稼働監視をする場合。
検出クラスタ情報履歴ファイル
ソフトウェア修正管理に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“運用管理サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“ソフトウェア修正管理に必要な資源”の内容を元に算出してください。
利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(運用管理サーバGlobal Enterprise Edition)
運用管理サーバGlobal Enterprise Editionをクラスタ運用した際に必要となる領域の見積もり方法について、利用する機能別に説明します。
システム監視に必要な資源
40Mbyte × SVPM連携数
SVPM連携数:1台の運用管理サーバ (Systemwalker Centric Manager GEE) が連携できる、SVPM-S、SVPM、およびFTOPS-IIの台数。最大台数は8台です。
利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(部門管理サーバ)
部門管理サーバをクラスタ運用した際に必要となる領域の見積もり方法について、利用する機能別に説明します。
資源配付に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“部門管理サーバ・業務サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“資源配付に必要な資源”の内容を元に算出してください。
性能監視に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“部門管理サーバ・業務サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“性能監視に必要な資源(部門管理サーバ)”の内容を元に算出してください。
ソフトウェア修正管理に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“部門管理サーバ・業務サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“ソフトウェア修正管理に必要な資源”の内容を元に算出してください。
利用する機能により必要なディスク容量の見積もり(業務サーバ)
業務サーバをクラスタ運用した際に必要となる領域の見積もり方法について、利用する機能別に説明します。
資源配付に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“部門管理サーバ・業務サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“資源配付に必要な資源”の内容を元に算出してください。
ソフトウェア修正管理に必要な資源
“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“部門管理サーバ・業務サーバの環境構築”-“利用する機能により必要なディスク容量の見積もり”-“ソフトウェア修正管理に必要な資源”の内容を元に算出してください。
Sun Clusterを使用する場合
Sun Clusterを使用する場合、デバイスグループを登録します。
preferenced属性、failback属性と一緒に、Systemwalker Centric Managerが使用するデバイスグループを有効にして作成します。このとき、共有資源用パーティションと、各データベースパーティションを同一のデバイスグループ上に、作成する必要があります。
共有資源用パーティション、および各データベースパーティションをGlobal File Systemで作成する場合、各パーティションは、プリマリノードおよびセカンダリノードから常時マウントされます。この場合、以下の設定で共有ディスクをマウント/アンマウントする必要はありません。操作対象のノードに、スイッチオーバしてください。
クラスタのセットアップ
クラスタの解除
フレームワークデータベース拡張
注意
Sun Clusterを使用する場合、切り替え/切り戻し作業は、デバイスグループのスイッチオーバとなります。
以降、本マニュアルの切り替え/切り戻し、フェールオーバの記述については、スイッチオーバと読み替えてください。