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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド

7.3.4 稼働状態の監視

機能説明

被監視ノード、またはネットワーク機器に対し、一定間隔でPINGを行い、監視対象がダウンしていた場合、運用管理サーバ、または部門管理サーバへトラップを通知します。

サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\snmphost.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/snmphost.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/snmphost.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

実行に必要な権限

Windowsの場合、Administrator権限が必要です。

UNIXの場合、root権限が必要です。

編集可能な項目

編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。

PINGタイムアウト
PINGリトライ回数

通知ホスト

被監視ホスト

Trap通知コミュニティ名

ポーリング間隔

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重監視

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重化

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。

注意事項

Enterprise EditionGlobal Enterprise Editionクラスタ運用をしている場合

  • 監視元ホストがクラスタの場合、運用系で監視を行う場合は二重監視の設定をOFFにしてください。

パーソナルファイアウォール導入ノードの監視について

  • パーソナルファイアウォールの導入によりICMP応答を抑止している被監視ノードでは、本機能による監視が行えません。監視対象とする場合、ICMPに応答するように設定してください。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition連携型二重化の場合

  • 二重化の設定がONの場合とOFFの場合で、出力されるメッセージが異なります。詳細は“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“ネットワーク監視で表示されるメッセージ”を参照してください。

使用例

ホストhost1、host2にPINGを実行し、エラーがあった場合、通知ホストManagerHostName1、 ManagerHostName2にLinkDownを通知します。

編集内容

[PINGタイムアウト(秒)、PINGリトライ回数]

set Timeout 2
set Retry 1

[通知ホスト]

lappend Manager {ManagerHostName1} {ManagerHostName2}

[被監視ホスト]

lappend HostList {host1} {host2}

[Trap通知コミュニティ名]

set Community public

[ポーリング間隔(分)]

set Interval 10

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重監視

set g(Dual) ON

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition二重化

set g(DuplicateAutoAction) OFF