機能説明
被監視ノード、またはネットワーク機器に対し、一定間隔でPINGを行い、監視対象がダウンしていた場合、運用管理サーバ、または部門管理サーバへトラップを通知します。
サンプルスクリプトファイル
OS種別 | 格納場所とファイル名 |
---|---|
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\snmphost.swt |
Solaris | /etc/opt/FJSVssc/sample/snmphost.swt |
Linux | /etc/opt/FJSVssc/sample/snmphost.swt |
HP-UX | 提供なし |
AIX | 提供なし |
実行に必要な権限
Windowsの場合、Administrator権限が必要です。
UNIXの場合、root権限が必要です。
編集可能な項目
編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。
PINGタイムアウト
PINGリトライ回数
通知ホスト
被監視ホスト
Trap通知コミュニティ名
ポーリング間隔
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
二重監視
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
二重化
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
注意事項
本スクリプトによる監視は、運用管理サーバ、部門管理サーバ、および業務サーバにて可能です。
本スクリプトでは、IPv6インタフェースの監視はできません。
クラスタ運用をしている場合
監視元ホストがクラスタの場合、運用系で監視を行う場合は二重監視の設定をOFFにしてください。
パーソナルファイアウォール導入ノードの監視について
パーソナルファイアウォールの導入によりICMP応答を抑止している被監視ノードでは、本機能による監視が行えません。監視対象とする場合、ICMPに応答するように設定してください。
連携型二重化の場合
二重化の設定がONの場合とOFFの場合で、出力されるメッセージが異なります。詳細は“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“ネットワーク監視で表示されるメッセージ”を参照してください。
使用例
ホストhost1、host2にPINGを実行し、エラーがあった場合、通知ホストManagerHostName1、 ManagerHostName2にLinkDownを通知します。
編集内容
[PINGタイムアウト(秒)、PINGリトライ回数]
set Timeout 2 set Retry 1
[通知ホスト]
lappend Manager {ManagerHostName1} {ManagerHostName2}
[被監視ホスト]
lappend HostList {host1} {host2}
[Trap通知コミュニティ名]
set Community public
[ポーリング間隔(分)]
set Interval 10
二重監視
set g(Dual) ON
二重化
set g(DuplicateAutoAction) OFF