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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド

7.3.3 メッセージ監視アクション型スクリプト動作テスト

機能説明

メッセージ監視アクション型スクリプトを単体で実行し、動作に問題がないかを確認します。また、以下の項目について自動的にチェックを行います。

サンプルスクリプトファイル

OS種別

格納場所とファイル名

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\scActionProcChk.swt

Solaris

/etc/opt/FJSVssc/sample/scActionProcChk.swt

Linux

/etc/opt/FJSVssc/sample/scActionProcChk.swt

HP-UX

提供なし

AIX

提供なし

実行に必要な権限

Windowsの場合、Administrator権限が必要です。

UNIXの場合、root権限が必要です。

編集可能な項目

編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。

テスト対象プロシジャ名

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。

テスト用イベント情報

動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。

テスト対象スクリプトへ渡すイベント情報を任意に設定します。設定項目は以下の通りです。

1つのテストスクリプト内に定義できるイベント情報は、1イベント分だけなのでコリレーションなどで複数の種類のイベントについて連続的プロシジャに処理させる場合は、イベントの種類ごとに複数のテストスクリプトを作成し、それらを連続的に実行させます。

注意事項

使用例

夜間業務のイベント(発生時刻が0時~4時台)は、[メッセージ一覧]での表示色を変更する設定をしたイベント詳細フィルタリングスクリプトの動作確認をします。

プロシジャ名:UsrEventColorSet

編集内容

[テスト対象プロシジャ名]

set TestProcName UsrEventColorSet 

[テスト用イベント情報]

set NodeName  "Node1"
set IpAddr    "192.168.0.2"
set Time_H    4
set Time_M    59
set Time_S    59
set EventText "Test Event Massage1"
set Log       "ON"
set Send      "ON"
set TrTicket  "OFF"
set TextColor 3
set BackColor 255
set Severity  "Level_2"

テスト結果

正常時には以下の情報が標準出力に出力されます。

イベント情報の編集結果

メッセージ監視アクション型スクリプトで編集可能な項目について、テスト用イベント情報の設定と同じ形式で出力されます。

処理時間

テスト対象プロシジャの開始から終了まで処理時間がミリ秒単位で表示されます。

また、テスト対象スクリプトの処理で問題を検知したり文法エラーがあった場合は、その内容が標準エラー出力に出力されます。

出力例

使用例の場合(テスト対象:イベント詳細フィルタリング)

EventText :Test Event Massage1
Log       :ON
Send      :ON
TrTicket  :OFF
TextColor :0
BackColor :14
Severity  :Level_2

Processing time is 70 (milliseconds).

使用例の「テスト用イベント情報」の設定で、テスト対象をイベント固定テキスト変換にした場合

EventText :イベントテキスト Test Event Message1 を本テキストに置き換えました
Log       :ON
Send      :ON
TrTicket  :OFF
TextColor :3
BackColor :255
Severity  :Level_2

Processing time is 60 (milliseconds).

テスト対象の処理にトレース(ファイル名:usrlog)のクローズ洩れがあった場合

Non-closed trace file was found.
The filename is usrlog

テスト対象の処理でexit文が実行された場合

The exit command was executed