機能説明
opsetcat()関数は、opfmt()関数、vopfmt()関数で使用されるメッセージカタログの初期値を定義します。
呼び出し形式
cc [flag] file... -lopagt [library...] #include <opfmt.h> char *opsetcat(char * catalog);
パラメタ
初期値に指定するメッセージカタログ名を指定します。
catalogは、14バイト以内の文字列を指定してください。
これらの文字列には、NULL(\0)、スラッシュ(/)、およびコロン(:)は使用できません。
catalogにNULLを指定すると、opsetcat()関数は、カレントデフォルトカタログ名を指すポインタを返します。
catalogに、空の文字列を指すポインタを指定すると、デフォルトカタログ名は取り消されます。
復帰値
正常終了。
異常終了。
API格納場所
【UNIXの場合】
“メッセージ作成のAPI”を参照してください。
注意事項
使用できるメッセージカタログの形式は、システムが提供しているmkmsgsコマンドでフォーマットされたメッセージカタログです。
メッセージカタログの作成方法の詳細については、システムが提供しているgettxt(3C)、mkmsgs(1)のマニュアルページを参照してください。
使用例
opsetcat("FSUNopagt"); … opfmt(stderr, MM_INFO, ":2:default message\n");