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Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編

4.2.4 各シートで設定する手順

Event Designerの各シートで定義を設定する場合の手順について説明します。

  1. 監視対象とするイベントを決定します。

    監視できるイベントは、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“監視対象イベントの設計”を参照してください。

  2. 監視するイベントの扱いを決定します。

    イベントを特定する条件に一致したイベントに対し、以下の処理を行うかを決めます。

    • 同一イベント抑止

    • 類似イベント/大量イベント抑止

    • 未対処イベント抑止

    • イベント監視の条件定義との比較

    処理を行う対象とした場合、イベント抑止の対象となります。抑止されなかったイベントに対しては、イベント監視の条件定義でアクションを定義し、アクション実行できます。

  3. 基準イベントと関連イベントを決定します。

    複数のイベントをまとめて監視する場合の、まとめる対象のイベントを決めます。そのイベントのうち、イベントコリレーションの監視条件を判定する基準となるイベントを1つ決めます。基準イベント以外は関連イベントとなります。

  4. 基準イベントの監視方法を決定します。

    基準イベントの監視方法を決めます。監視方法には、以下の2つがあります。

    • 関連イベントの発生状況を監視する

      イベントの発生順序や、必ず発生するイベントなのか、複数のイベントのうち1つだけ発生するのかといった、基準イベントと関連イベントの関連性を決めます。

    • イベントの発生回数を監視する

      イベントが何件発生したらトラブルと判断するかを決めます。

  5. リセット条件を決定します。

    特定のイベントが発生したときに、イベントコリレーションの監視を中止し、基準イベントを受け取る前の状態にもどるかを決定します。初期値は“リセット条件なし”です。

  6. イベントコリレーション監視の判定方法を決定します。

    イベントコリレーションの監視条件を満たした場合に監視するか、満たさなかった場合に監視するかを決めます。

  7. イベントコリレーション処理を決定します。

    イベントコリレーションの監視条件に一致した場合の処理内容を決めます。

  8. イベントコリレーションパターンとイベントコリレーション処理の組み合わせを決定します。

    イベントコリレーションの監視条件に対し、どのイベントコリレーション処理を実行するのかを決めます。

    イベントコリレーションの監視条件として、複数のイベントコリレーションパターンを組み合わせることもできます。組み合わせて監視する場合には、組み合わせの方法を決めます。

1.~2.の設定方法、および設定項目については、“イベントコリレーションで監視するイベントを定義する”を参照してください。

3.~6.の設定方法、および設定項目については、“イベントコリレーションパターンを定義する”を参照してください。

7.の設定方法、および設定項目については、“イベントコリレーション処理を定義する”を参照してください。

8.の設定方法、および設定項目については、“イベトコリーシンの監視条件を定義する”を参照してください。

定義例は、“イベントコリレション監視の定義例”を参照してください。

ポイント

Event Designerのインストール

Event Designerを初めて使用する場合は、インストールする必要があります。Event Designer のインストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“イベント監視の条件定義を変更する(Event Designer)”を参照してください。