運用管理クライアント-サーバ-間およびサーバ-サーバ間で相手先システムからの接続時に接続元のアドレスをもとに、事前に作成した接続可能一覧ファイル内の情報と比較/確認することによるシステム認証を行うことができます。
接続可能一覧ファイルを作成する
接続可能一覧ファイルは、接続可能なノード名を記述したテキストファイルで、利用者が事前に作成しておく必要があります。本ファイルが存在しない場合は、システム認証は実施されません。
ファイルを格納するサーバ
相手先システムからの接続時に接続認証を実施したいサーバで設定します。サーバの種別により指定するノード名の指定内容が異なります。
すべてのサーバおよび運用管理クライアントを指定します。
上位サーバと配下サーバを指定します。
上位サーバおよび運用管理サーバを指定します。
ファイル格納場所【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\etc\connect.ini |
ファイル格納場所【UNIX版】
/opt/FJSVmpsdl/etc/connect.rc |
ファイル形式
テキスト形式で1行1ノード名として記述します。ノード名の後ろにコンマで区切ってシステム種別も指定することが可能であり、省略した場合は全システム種別とみなされます。
ノード名,serv↓ ノード名,op↓ |
↓:改行
serv: サーバ通信
op : 運用管理クライアント通信
注意
本機能は、通信種別が“tcp/ip”の場合に有効になります。他の通信種別の場合、システム認証は実施されません。