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Systemwalker Centric Manager 解説書

2.3.1 ネットワークの構成情報を管理する

ネットワークに接続されたシステムやネットワーク機器(ノード)を検出し、ネットワーク構成を一元管理します。収集/一元管理された情報は、ネットワーク構成の把握、資産管理に利用できます。

ネットワークの構成情報は、Systemwalker Centric Manager が導入されていないノードも管理可能です。次のIT資源について、管理できます。

ネットワークの構成情報の管理について概要を、“ネットワーク構情報の管理”に示します。

図2.1 ネットワーク構成情報の管理

ノード自動検出

ネットワークに接続されたノードを検出し、監視マップ/リストを自動的に作成します。運用途中にノードがネットワークに接続された場合、自動的にノードを検出し、監視マップ/リストに反映します。

ノードは、ARPテーブルの参照、pingによるポーリング、プロトコルの接続確認により自動検出されます。

プロトコルの選択により、ファイアウォールによって遮断された環境においても、ノードを自動検出することができます。

収集する情報

複数のサブネットに接続されたノードを検出することができます。自動検出されたノードは、IPアドレスやノード名(ホスト名)などの情報を構成情報として一括管理します。

SNMPエージェントが起動しているノードに対しては、さらに詳細な情報(MACアドレス、OSやメーカ名)を収集できます。

ネットワーク構成情報の活用

自動検出されたノードは、IPアドレスやノード名などの構成情報を運用管理サーバ上で一括管理します。構成情報は、IPアドレスやノード名を指定して、ノードを検索することができるので、ノードがどこのネットワークに所属しているかひと目でわかります。また、収集した構成情報をCSV形式に出力し、Excelなどのソフトウェアで活用することができます。

MIB情報の表示/設定

SNMPエージェントが起動しているノードのMIB情報を表示することで、ネットワークの構成情報、性能情報、および障害情報の管理に必要な情報を確認することができます。

また、MIB情報の設定を行うことでノードに対する制御を行うことができます。

なお、設定できるMIB情報は、SNMPエージェント側の設定に依存します。

操作方法およびMIB情報の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を確認してください。

以下に、表示の例を示します。

HUB接続状況の表示

SNMPエージェントが起動しているハブに接続されているノードを表示することができます。

操作方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を確認してください。

以下に、表示の例を示します。