4.7.1.1 説明型コンテンツ

Internet Navigware 教材作成キット Professional V9.0

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第4章オンデマンド型学習教材の作成

> 4.7 コンテンツを作成する

> 4.7.1 コンテンツの種類

4.7.1.1 説明型コンテンツ

説明型コンテンツは、WWWブラウザで表示可能な形式のファイルとします。
普通は HTML形式のファイルを指定します。
WWWブラウザが対応していればXML形式のファイルも使用できます。
対応する Plug-Inソフトさえ用意できれば、PDFファイルや TeXファイル等さまざまな形式のファイルを指定することも可能です。
ただし、その場合は、全ての受講者のWWWブラウザに、対応する Plug-Inソフトをインストールする必要があります。
Microsoft Office の各製品(Word、ExcelまたはPowerPoint)のコンテンツとして直接指定した場合、ツールバーのボタンが正しく動作せず、学習を進めることができません。
これらのコンテンツを使用する場合はHTML形式に変換して、そのHTMLページを指定することで回避できます。ただし、PowerPointのデータはHTMLに変換しても以下の問題が残ります。
PowerPoint 2000などのアプリケーションが生成するような、自動的にページの切り替えを行うコンテンツではHTMLに変換したファイルであっても直接指定した場合には、学習時に［次へ］ボタンが有効にならずに学習を進めることができません。
自動的にページの切り替えを行うコンテンツは直接指定せず、フレーム要素としてコンテンツを作成し、そのフレームページを指定することでこの問題を回避できます。
以下にフレームページの例を示します。
"dummy.htm" を実際に使用するコンテンツファイル名に置き換えて使用してください。

<HTML>
<FRAMESET ROWS="100%,*" COLS="*">
<FRAME SRC="dummy.htm" NAME="frame1">
</FRAMESET>
<NOFRAMES></NOFRAMES>
</HTML>

なお、［PowerPoint取り込み］機能を使用することにより、Microsoft PowerPointプレゼンテーション形式のファイルを Internet Navigware 教材に簡単に変換することができます。詳細は“4.22 PowerPoint教材変換ツールの起動”を参照してください。
外部ビューワを起動するコンテンツ(例：音声ファイル)を説明型コンテンツとして直接指定した場合、学習時に［次へ］ボタンが有効にならずに学習を進めることができません。
そのような場合にはコンテンツへのリンクを持つHTMLファイルを作成して、HTMLファイルを説明型コンテンツとして指定してください。
どのようなコンテンツが外部ビューワを起動するかはクライアントの設定によって異なります。
実行可能ファイル(.EXE)は使用できません。CGI(Common Gateway Interface)やASP(Active Server Pages)、SSI(Server Side Include)も使用できません。
説明型コンテンツには、以下のものがあります。

概要ページ
教材の概要を表示するページです。
オープニングページ
学習の最初に表示されるページです。
エンディングページ
学習の最後に表示されるページです。
リファレンスページ
学習のリファレンスとなる情報を表示するページです。
説明ページ
学習する内容を提示するページです。
ヒントページ
問題を解答するにあたり、そのヒントとなる情報を提示するページです。
解説ページ（ランダム抽出テストの解説を除く）
問題の解答を説明するページです。

以下のものは説明型コンテンツに含まれますが、HTMLファイルの必要があります。

問題ヘッダページ: スキルチェックテストおよびランダム抽出テストの問題のヘッダページです。
問題フッタページ: スキルチェックテストおよびランダム抽出テストの問題のフッタページです。
解説ヘッダページ: ランダム抽出テストの解説のヘッダページです。
解説フッタページ: ランダム抽出テストの解説のフッタページです。
解説ページ（ランダム抽出テスト）: 問題の解答を説明するページです。

問題ヘッダページ、問題フッタページ、解説ヘッダページ、解説フッタページ、解説ページをサブフォルダ配下に作成する場合、相対パスを参照するタグは以下のもののみ使用できます。
<IMG SRC="xxx">
<AREA HREF="xxx">
<A HREF="xxx">
<BODY BACKGROUND="xxx">
<TABLE BACKGROUND="xxx">
<TR BACKGROUND="xxx">
<TH BACKGROUND="xxx">
<TD BACKGROUND="xxx">
<OBJECTD DATA="xxx">
<EMBED SRC="xxx">
ただし、<BODY BACKGROUND="xxx"> の指定は問題フッタページおよび解説フッタページでは無視されます。
上記以外のタグ(スタイルシートの url(xxx) 指定など)で相対パスを参照することはできません。
上記以外のタグで相対パスを使用する場合には該当ページを教材のルートフォルダに作成してください。

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