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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.14 rdbddlex

名前

rdbddlex - データベースの作成

形式

rdbddlex [ -d データベース名 ]
         [ -x ]
         [ -l ]
         [ -v CLM ]
         ファイル名

機能説明

データベースの定義、変更および削除を行います。

オプション

-d データベース名

データベース名を指定します。
以下の定義を行う場合は、本オプションを省略できます。

  • データベース定義文(CREATE DATABASE文のみ)

  • アクセス制御文(GRANT文とREVOKE文は、権限にロール名を指定する場合)

  • 利用者制御文

  • システム制御文

-x

“EXEC SQL”と“END-EXEC”で囲まれた文を1つのSQL文として処理します。

-l

定義情報の変更を準備します。
これを準備モードといいます。
本オプションを指定して実行した定義情報の変更内容は、rdbddlfixコマンドを実行することで確定します。
本オプションを指定する場合は、入力ファイル中に以下の定義文を指定することができます。

  • 表定義変更文(列定義追加)

  • 表のDSI定義文

  • インデックスのDSI定義文

-v CLM

以下の指定を行った定義文は、構文エラーとなります。
通常、以下の指定を行った定義文を実施したあと、当該表に対して列の追加または削除を実施するとエラーとなります。
このように、後から列の追加または削除ができなくなるような定義を、事前にチェックする場合に指定します。
本オプションは、Symfoware Server Enterprise Extended Editionの場合に指定できます。

  • プロシジャルーチン定義文(選択リストに“*”を指定したSELECT文の指定)

  • トリガ定義文(被トリガSQL文で指定したINSERT文の挿入リストの省略)

ファイル名

データベースの定義または操作文を格納したファイルのファイル名を指定します。
ファイル名に指定できる長さは、OSで定義される最大バイト数までです。

使用例

/home/rdb/DDL上のファイルddl.datを指定して、データベースを作成します。

rdbddlex -d 在庫管理DB /home/rdb/DDL/ddl.dat

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意