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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.15 rdbddlfix

名前

rdbddlfix - 定義情報の変更内容の確定

形式

rdbddlfix { -a [ -t 同期待ち時間 ] | -c }

機能説明

rdbddlexコマンドの準備モード(lオプション)を指定して実行した定義変更内容を一括して有効とします。
また、一括して無効とします。

オプション

-a

準備状態の定義変更内容を一括して有効とします。

-c

準備状態の定義変更内容を一括して無効とします。

-t 同期待ち時間

準備状態の定義変更内容を確定する場合、定義変更対象の資源をアクセスするアプリケーションと同期しますが、この同期により定義変更の対象資源をアクセスするアプリケーションが定義変更の確定処理の終了を待つ場合があります。
この場合のアプリケーションの最大待ち時間を指定します。
時間の指定は秒単位で行います。
省略した場合は、3秒が指定されたものとみなします。
指定した時間で同期できない場合は、本コマンドが異常終了します。

使用例

準備状態の定義変更内容を一括して確定します。
対象資源をアクセスするアプリケーションの最大待ち時間を60秒とします。

rdbddlfix -a -t 60

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意

定義情報の変更の準備を行った利用者のみがrdbddlfixコマンドを実行することができます。定義情報の変更の準備についてはrdbddlexコマンドの-lオプションを参照してください。