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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

D.12 データベースの容量に比例するメモリ量

ユーザデータベース、RDBディクショナリ、監査ログデータベースの容量に比例して獲得されるメモリ量です。ユーザデータベース、RDBディクショナリ、監査ログデータベースの容量に比例して獲得されるメモリ量の概算は、次の式で見積もってください。

ユーザデータベース、RDBディクショナリ、監査ログデータベース容量に比例するメモリ量の総和
      =ΣDSI定義ごとのメモリ量 
        + RDBディクショナリのメモリ量 
        + 監査ログデータベースのメモリ量

        DSI定義ごとのメモリ量(バイト)
          = DSIの割付け量 × DSIのページ長に依存して決まる係数

        RDBディクショナリのメモリ量(バイト)
          = RDBディクショナリの容量 × 128

        監査ログデータベースのメモリ量(バイト)
          = 監査ログデータベースの容量 × 128
ΣDSI定義ごとのメモリ量

ユーザデータベースに割り付けられているDSI定義ごとに獲得されるメモリ量の総和です。

DSI定義ごとに獲得されるメモリ量を求め、それらを合計します。

DSI割付け量

DSIに対して物理的なスペースを割付けたサイズ(メガバイト)です。

DSIの割付け量はメガバイト単位で指定してください。

(10メガバイトの場合には、10という数値を使用してください。)

DSIのページ長に依存して決まる係数

DSIのページ長に依存して決まる係数を指定します。

  • DSIのページ長が1キロバイトの場合、512

  • DSIのページ長が2キロバイトの場合、256

  • DSIのページ長が4キロバイトの場合、128

  • DSIのページ長が8キロバイトの場合、128

  • DSIのページ長が16キロバイトの場合、128

  • DSIのページ長が32キロバイトの場合、128

RDBディクショナリのメモリ量

RDBディクショナリの容量に比例して獲得されるメモリ量です。

RDBディクショナリの容量

RDBディクショナリ作成時に指定する割り付け量(メガバイト)です。

rdbcrdicコマンドのaオプションで指定する割り付け量です。

RDBディクショナリの容量はメガバイト単位で指定してください。

(10メガバイトの場合には、10という数値を使用してください。)

監査ログデータベースのメモリ量

監査ログデータベースの容量に比例して獲得されるメモリ量です。

監査ログデータベースの容量

監査ログデータベースの容量(メガバイト)です。

容量は、“エレメント数”דエレメントサイズ”です。

監査ログデータベースの容量はメガバイト単位で指定してください。

(10メガバイトの場合には、10という数値を使用してください。)