アーカイブログファイルの見積りについて以下に示します。
アーカイブログファイルの容量は、運用形態と、データベースの更新量、資源のバックアップ周期が関係します。バックアップが必要な資源は次のとおりです。
データベース(rdbdmpコマンドでバックアップします)
RDBディクショナリ(rdbdmpdicコマンドでバックアップします)
アーカイブログファイルには、上記資源のバックアップを取得した時点から、次のバックアップを取得するまでの間の更新ログを保持する必要があります。
アーカイブログファイルのバックアップを取得した時点から、次のアーカイブログファイルのバックアップを取得するまでの更新データを保存する容量が必要です。アーカイブログファイルのバックアップは、データベースなどの差分バックアップと考えてください。たとえば、アーカイブログファイルのバックアップを毎日行うとした場合、アーカイブログファイルの容量は、最低でも1日分の更新データを保存する容量が必要です。この運用の場合でも、データベースなどを定期的にバックアップする必要があります。データベースなどを定期的にバックアップして、古いアーカイブログを破棄しないと、データベースをリカバリするためのアーカイブログが膨大になり、データベースのリカバリ時間が長時間になる可能性があります。
データベースなどのバックアップを取得した時点から、次のバックアップを取得するまでの更新データを保存する容量が必要です。たとえば、データベースなどのバックアップを1週間に1回行うとした場合、アーカイブログファイルの容量は、最低でも1週間分の更新データを保存する容量が必要です。