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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

3.8.3 監査ログデータベースの作成

監査ログを取得するための監査ログデータベースを作成します。

以下の手順で作業を行います。

  1. Symfoware/RDBの起動

  2. 監査ログデータベースの作成

  3. Symfoware/RDBの停止

Symfoware/RDBの起動

rdbstartコマンドにより、Symfoware/RDBを起動します。

$ rdbstart

監査ログデータベースの作成

監査ログデータベースの作成は、rdbauditコマンドのcオプション、nオプション、sオプションおよびrオプションで行います。

監査ログデータベースを作成する例を以下に示します。

SolarisSolarisの場合

1

エレメント数3、エレメントサイズ200メガバイト、ローデバイス/dev/rdsk/c4t2d0s0に作成する場合

$ rdbaudit -c -n 3 -s 200M -r /dev/rdsk/c4t2d0s0

LinuxLinuxの場合

例2
RHEL-AS4の場合

エレメント数3、エレメントサイズ200メガバイト、ローデバイス/dev/raw/raw43に作成する場合

$ rdbaudit -c -n 3 -s 200M -r /dev/raw/raw43
RHEL5の場合

エレメント数3、エレメントサイズ200メガバイト、ローデバイス/dev_symfoware/raw43に作成する場合

$ rdbaudit -c -n 3 -s 200M -r /dev_symfoware/raw43

注意

監査ログデータベースを1つのディスクに作成すると、監査ログデータベースにディスク入出力障害が発生した場合に監査ログ運用が続行できなくなります。このため、監査ログエレメントの追加操作により、あらかじめ複数のディスクに監査ログエレメントを分散配置することをお勧めします。


また、監査ログエレメントの追加は、rdbauditコマンドのaオプション、nオプション、rオプションで行います。

監査ログエレメントを追加する例を以下に示します。

SolarisSolarisの場合

1

追加エレメント数2、ローデバイス/dev/rdsk/c4t2d1s0に追加する場合

$ rdbaudit -a -n 2 -r /dev/rdsk/c4t2d1s0

LinuxLinuxの場合

例2
RHEL-AS4の場合

追加エレメント数2、ローデバイス/dev/raw/raw44に追加する場合

$ rdbaudit -a -n 2 -r /dev/raw/raw44
RHEL5の場合

追加エレメント数2、ローデバイス/dev_symfoware/raw44に追加する場合

$ rdbaudit -a -n 2 -r /dev_symfoware/raw44

Symfoware/RDBの停止

rdbstopコマンドにより、Symfoware/RDBを停止します。

$ rdbstop