SQL文実行までの手順
Connectionオブジェクトのインスタンスを作成します。
<%Set OBJdbConnection = Server.CreateObject("ADODB.Connection")%>
ランチデータベースに接続するために、ConnectionオブジェクトのOpenメソッドを使用します。
データソース名、RDBが使えるユーザ名とパスワードを指定します。
<%OBJdbConnection.Open "DSN=SmpODOS;UID=USER01;PWD=PASS01"%>
これは、ODBCデータソース名をSmpODOS、ユーザ名をUSER01、パスワードをPASS01としたときのコード例です。
SQL文を作成します。変数SQLQueryにSQL文を格納します。
SQLQuery = "SELECT ジャンル,店名,メニュー,価格 FROM LUNCHSCH.LUNCHTBL WHERE ジャンル=N'" SQLQuery = SQLQuery + GENRE + "'"
GENREはFormsコレクションより取得した情報を格納した変数です。+演算子(または &演算子 )により、変数SQLQueryに格納されている文字列のあとに変数GENREに格納されている文字列を連結しています。その後、さらに“'”を連結しています。
ConnectionオブジェクトのExecuteメソッドを使用してSQL文実行します。
返されたレコードを結果セット (LunchList) に格納します。
<%Set LunchList = OBJdbConnection.Execute(SQLQuery)%>
また、SQL文を変数SQLQueryに割り当てずに直接Executeメソッドに渡すこともできます。
<%Set LunchList = OBJdbConnection.Execute("SELECT ジャンル,店名,メニュー,価格 FROM LUNCHSCH.LUNCHTBL WHERE ジャンル=N'" + GENRE + "'")%>
ただし、SQL文が長い場合には、文字列をいったんSQLQueryなどの変数名に割り当ててからそれをExecuteメソッドに渡したほうが、コードが読みやすくなります。
結果セットの表示方法は、“B.5 結果セットを表示するには”を参照してください。