結果セットの表示方法について説明します。結果セットは、SQLのSELECT文の中で指定された列名によって、結果セットの構造が決まります。このため、返却された結果セットの行は、結果セットの行に対してループを実行するだけで簡単に表示できます。
以下に示すコード例では、返されたデータはHTMLのテーブルの行として表示されます。
HTMLのテーブルのヘッダを定義します。
<TABLE BORDER=0> <TR> <TD ALIGN=CENTER WIDTH=100 BGCOLOR="#800000"> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>ジャンル</FONT> </TD> <TD ALIGN=CENTER WIDTH=200 BGCOLOR="#6090EF"> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>店名</FONT> </TD> <TD ALIGN=CENTER WIDTH=200 BGCOLOR="#6090EF"> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>メニュー</FONT> </TD> <TD ALIGN=CENTER WIDTH=150 BGCOLOR="#6090EF"> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" COLOR="#ffffff" SIZE=3>価格</FONT> </TD> </TR>
Do...Loopステートメントによりスクリプトコマンドのほか、HTML のテキストやタグを繰り返すことができます。ループが実行されるごとにテーブルの行がHTMLによって作成され、返されたデータがスクリプトコマンドによって挿入されます。
<% Do While Not LunchList.EOF %> <TR> <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3> <%= LunchList("ジャンル")%> </FONT></TD> <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3> <%= LunchList("店名")%> </FONT></TD> <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3> <%= LunchList("メニュー") %> </FONT></TD> <TD BGCOLOR="f7efde" ALIGN=CENTER> <FONT STYLE="ARIAL NARROW" SIZE=3> <%Select Case LunchList("価格") Case "1" Response.Write " 500円以下" Case "2" Response.Write " 500~1000円" Case "3" Response.Write " 1000~1500円" Case "4" Response.Write " 1500円以上" End Select %> </FONT></TD> </TR> </TABLE> <% LunchList.MoveNext Loop %>
ループが完了したら、MoveNextメソッドを使って結果セットの行ポインタを1行下に移動します。このステートメントもDo...Loop ステートメントの内部にあるため、ファイルの終端に達するまで繰り返されます。
ランチデータベースとの接続を切断するために、ConnectionオブジェクトのCloseメソッドを使用します。
<%OBJdbConnection.Close%>