ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

E.2.2 運用別RDBディレクトリファイルの見積り式

RDBディレクトリファイルの見積り式について、以下に示します。

除算結果の小数点以下は、整数に切り上げてください。

監査ログ運用の場合

監査ログ運用の場合の見積り式を以下に示します。

RDBディレクトリファイル
RDBディレクトリファイル = A + B + C + 1 (メガバイト)
  A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積り値 
  B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積り値 
  C : 監査ログの管理情報

ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積り値およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積り値については、“E.2.1 RDBディレクトリファイルの見積り式”を参照してください。

監査ログの管理情報
監査ログの管理情報 = ((1.1 × E + 1.5 × F + G) / 512) × λ(メガバイト)
  E : 監査ログデータベースを配置したローデバイス数 
  F : 監査ログデータベースのエレメント数 
  G : 監査ログのページ管理域 
  λ: 安全率 (1.3以上) (注)

注) 1.3を推奨しています。

監査ログのページ管理域 = (41.6 × 監査ログのエレメントサイズ × F) / 5632

監査ログのエレメントサイズは、rdbauditコマンドで指定する値をメガバイト単位で指定してください。

ページ管理域の計算結果が、F(エレメント数)未満の場合は、Fに切り上げてください。

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイル
ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイル = H + 1 (メガバイト)
  H : ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの見積り値

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの見積り値については、“E.2.1 RDBディレクトリファイルの見積り式”を参照してください。

ホットスタンバイ機能利用時の場合

ホットスタンバイ機能利用時の見積り式を以下に示します。

RDBディレクトリファイル
RDBディレクトリファイル = A + B + 1 (メガバイト)
  A : ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積り値
  B : RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積り値

ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの見積り値およびRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの見積り値については、“E.2.1 RDBディレクトリファイルの見積り式”を参照してください。

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイル
ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイル = C + 1 (メガバイト)
  C : ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの見積り値

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの見積り値については、“E.2.1 RDBディレクトリファイルの見積り式”を参照してください。